書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2012年1月31日火曜日
2012年1月24日火曜日
2012年1月18日水曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「月館の殺人(上・下)」 綾辻行人・佐々木倫子
鉄道界の重鎮である祖父から特別急行「幻夜」に招かれた女子高生の空海(そらみ)、そして”テツ=鉄道オタク”たち。テツたちの異常な鉄道偏愛ぶりに辟易する空海だったが、そんな中”テツキラー”と呼ばれる連続殺人鬼による犠牲者が出てしまい・・・。綾辻氏の繊細かつ大胆なストーリーと、佐々木氏の人間味あふれる描写力を、あます所なく盛り込んだ夢の共作。殺人事件をものともしないテツたちの熱意にも注目(?)です。
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「月館の殺人(上・下)」 綾辻行人・佐々木倫子
鉄道界の重鎮である祖父から特別急行「幻夜」に招かれた女子高生の空海(そらみ)、そして”テツ=鉄道オタク”たち。テツたちの異常な鉄道偏愛ぶりに辟易する空海だったが、そんな中”テツキラー”と呼ばれる連続殺人鬼による犠牲者が出てしまい・・・。綾辻氏の繊細かつ大胆なストーリーと、佐々木氏の人間味あふれる描写力を、あます所なく盛り込んだ夢の共作。殺人事件をものともしないテツたちの熱意にも注目(?)です。
2012年1月17日火曜日
2012年1月10日火曜日
2011年12月27日火曜日
2011年12月20日火曜日
2011年12月13日火曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「恐怖コレクション」阿刀田高
本書は恐怖についてのエッセイであると同時に、古今東西の傑作恐怖小説を知ることができる優れたブックレビューでもあります。怖いモノ好きな人にはもちろん、苦手な人がこれを読めば、駄作を看破し不必要に怖がらなくなる”審美眼”が得られるんじゃないかと思います。その上で怖い作品に出会えたとしたら、それはむしろ幸運と言えるでしょう。
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「恐怖コレクション」阿刀田高
本書は恐怖についてのエッセイであると同時に、古今東西の傑作恐怖小説を知ることができる優れたブックレビューでもあります。怖いモノ好きな人にはもちろん、苦手な人がこれを読めば、駄作を看破し不必要に怖がらなくなる”審美眼”が得られるんじゃないかと思います。その上で怖い作品に出会えたとしたら、それはむしろ幸運と言えるでしょう。
2011年12月7日水曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「別人『群ようこ』のできるまで」群ようこ
ひとりのOLが作家・エッセイストになるまでの、アクロバティックな時期を綴った自伝的エッセイ。悶々とする会社生活から、超零細書評誌「本の雑誌」の黎明期を支え、ついに「群ようこ」と名乗るまでの日々を、美化しない本音でビシバシ書いているのが爽快です。椎名誠率いるあやしいおじさん達を女性視点で見られる珍しい本でもあります。
「トイレット」荻上直子
”ばーちゃん”は日本人。英語も通じないし、表情も読めない。それでも家族なんだ―。トロントを舞台にした、国や言葉を超えた家族のあたたかさを感じさせてくれる、いつまでも大切にしたい作品。引きこもりピアニスト、ロボットオタク、エアギター少女の三兄妹と”ばーちゃん”が囲む食卓は、家庭というもののひとつの理想像である気がします。タイトルの由来と、切なくもおかしいラストも大好きです。
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「別人『群ようこ』のできるまで」群ようこ
ひとりのOLが作家・エッセイストになるまでの、アクロバティックな時期を綴った自伝的エッセイ。悶々とする会社生活から、超零細書評誌「本の雑誌」の黎明期を支え、ついに「群ようこ」と名乗るまでの日々を、美化しない本音でビシバシ書いているのが爽快です。椎名誠率いるあやしいおじさん達を女性視点で見られる珍しい本でもあります。
「トイレット」荻上直子
”ばーちゃん”は日本人。英語も通じないし、表情も読めない。それでも家族なんだ―。トロントを舞台にした、国や言葉を超えた家族のあたたかさを感じさせてくれる、いつまでも大切にしたい作品。引きこもりピアニスト、ロボットオタク、エアギター少女の三兄妹と”ばーちゃん”が囲む食卓は、家庭というもののひとつの理想像である気がします。タイトルの由来と、切なくもおかしいラストも大好きです。
2011年12月6日火曜日
2011年12月1日木曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「フィンランド語は猫の言葉」稲垣美晴
1970年代末、まだ日本人になじみのなかったフィンランドに留学した著者が、戸惑いながらも言葉や雰囲気の奥深さに魅せられていく様をつづった面白体験記。表題はフィンランドの人が相槌を打つとき「ニーン、ニーン」と言うことから来ているそうな。ヨーロッパ圏の人々にすら難解なフィンランド語とは、そもそもフィンランドで暮らすとは?新鮮な驚きと発見に満ちた日々を若々しい文章で描く、フィンランド入門の決定版。
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「フィンランド語は猫の言葉」稲垣美晴
1970年代末、まだ日本人になじみのなかったフィンランドに留学した著者が、戸惑いながらも言葉や雰囲気の奥深さに魅せられていく様をつづった面白体験記。表題はフィンランドの人が相槌を打つとき「ニーン、ニーン」と言うことから来ているそうな。ヨーロッパ圏の人々にすら難解なフィンランド語とは、そもそもフィンランドで暮らすとは?新鮮な驚きと発見に満ちた日々を若々しい文章で描く、フィンランド入門の決定版。
2011年11月29日火曜日
2011年11月22日火曜日
2011年11月16日水曜日
2011年11月15日火曜日
2011年11月8日火曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「クライマーズ・ハイ」横山秀夫(小説)/原田眞人(映画)
日本航空123便墜落事故を追って奔走する地方記者たちの新聞魂を描いた名作。御巣鷹山で失われた多くの命、それをどうやって伝えればいいのか、伝える意味とは何なのか―。登山家たちとは違った視点から描かれる山での生死と、命≒情報を伝えるという宿命に真っ向から立ち向かう記者達の姿は、まさに生き様を見せつけられるものになっています。ヤマト、ローレライに続き、堤真一の演技にもご期待ください。
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「クライマーズ・ハイ」横山秀夫(小説)/原田眞人(映画)
日本航空123便墜落事故を追って奔走する地方記者たちの新聞魂を描いた名作。御巣鷹山で失われた多くの命、それをどうやって伝えればいいのか、伝える意味とは何なのか―。登山家たちとは違った視点から描かれる山での生死と、命≒情報を伝えるという宿命に真っ向から立ち向かう記者達の姿は、まさに生き様を見せつけられるものになっています。ヤマト、ローレライに続き、堤真一の演技にもご期待ください。
2011年11月2日水曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「雑誌 日本語学 2011年11月号」
われらのナリタさんが雑誌に掲載されました!
第三章、言葉を巡る「何」と「なぜ」-生成文法の視点から-というタイトルで、福井直樹先生との共著になります。言語に興味がある人、ナリタさんに興味がある人、よくわからない人、とにかくみんなで書店へGO!
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「雑誌 日本語学 2011年11月号」
われらのナリタさんが雑誌に掲載されました!
第三章、言葉を巡る「何」と「なぜ」-生成文法の視点から-というタイトルで、福井直樹先生との共著になります。言語に興味がある人、ナリタさんに興味がある人、よくわからない人、とにかくみんなで書店へGO!
2011年11月1日火曜日
2011年10月26日水曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「エッセイスト」玉村豊男
優れたエッセイとは何か、エッセイストになるためには、といった真面目な話から、原稿料、取材と経費、ストーカー対策などの現実問題まで、著者の波乱万丈の人生とその内情を赤裸々につづったエッセイスト入門書。ナリタの師であるチョムスキー先生に影響を受けたことなんかも書いてあります。こんなところでつながってたりするんですね。
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「エッセイスト」玉村豊男
優れたエッセイとは何か、エッセイストになるためには、といった真面目な話から、原稿料、取材と経費、ストーカー対策などの現実問題まで、著者の波乱万丈の人生とその内情を赤裸々につづったエッセイスト入門書。ナリタの師であるチョムスキー先生に影響を受けたことなんかも書いてあります。こんなところでつながってたりするんですね。
2011年10月25日火曜日
2011年10月19日水曜日
関連書籍
併せてどうぞ!
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「全日本食えばわかる図鑑」椎名誠
あっつあつのゆでたてスパゲティにバター、マヨネーズ、しょーゆをわっせわっせとからめて即座に食べる、という「シーナスパゲティ」を考案した著者が放つ、うまいもまずいも食ったもの談義。味やレシピにとらわれない、食った者にしか分からない憧憬と悔恨にあふれた五十篇は一読、いや一食の価値あり!(しかしなんでまた最初に「青イソメ・ゴカイ丼」なんて特別料理を・・・)
「Step by step」森高千里
ニッポン放送の同名番組で放送された内容をまとめた一冊です。多くは語りますまい。
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「全日本食えばわかる図鑑」椎名誠
あっつあつのゆでたてスパゲティにバター、マヨネーズ、しょーゆをわっせわっせとからめて即座に食べる、という「シーナスパゲティ」を考案した著者が放つ、うまいもまずいも食ったもの談義。味やレシピにとらわれない、食った者にしか分からない憧憬と悔恨にあふれた五十篇は一読、いや一食の価値あり!(しかしなんでまた最初に「青イソメ・ゴカイ丼」なんて特別料理を・・・)
「Step by step」森高千里
ニッポン放送の同名番組で放送された内容をまとめた一冊です。多くは語りますまい。
2011年10月18日火曜日
2011年10月11日火曜日
2011年9月20日火曜日
2011年9月13日火曜日
2011年9月7日水曜日
第17回 関連書籍
併せてどうぞ!
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「旅へ -新・放浪記(1)-」野田知佑
日本中、そしてヨーロッパを放浪し、帰国してなお自由を求め続けた著者の、若き苦悩の時期を綴った自伝的エッセイ。いま自分は何をすべきか、悩み、傷つき、刹那的な達成感の後に訪れる深い虚無感にもだえ、それでも「楽な大人」にだけはなりたくない―。同じ悩みをもつ人々、孤独を癒す文学とギター、そしてカヌーとの出会いを経て、暗闇の中から少しずつ、少しずつ、自分が追い求める何かに近づいていく。著者の原点でもあり到達点でもある、「自由を追い求める」という旅へ踏み出した頃の不安と葛藤を描いた傑作。
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「旅へ -新・放浪記(1)-」野田知佑
日本中、そしてヨーロッパを放浪し、帰国してなお自由を求め続けた著者の、若き苦悩の時期を綴った自伝的エッセイ。いま自分は何をすべきか、悩み、傷つき、刹那的な達成感の後に訪れる深い虚無感にもだえ、それでも「楽な大人」にだけはなりたくない―。同じ悩みをもつ人々、孤独を癒す文学とギター、そしてカヌーとの出会いを経て、暗闇の中から少しずつ、少しずつ、自分が追い求める何かに近づいていく。著者の原点でもあり到達点でもある、「自由を追い求める」という旅へ踏み出した頃の不安と葛藤を描いた傑作。