「山賊」「奮闘記」と、勇ましいタイトルでありながら、その実、好きなときに好きなように狩りをしていく姿に親しみを感じる本作。ナリタは「一年に数回会う友人と語っているような」面白さと評します。あれもこれも伝えたがる作品が多い中、好きなことを表現する面白さと難しさについて迫ります。
14:54〜 古典コテン「変身」カフカ・フランツ
27:40〜 感想回
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2014年2月4日火曜日
2013年1月29日火曜日
2013.1.29 「螢」麻耶雄嵩
忘れた頃にやってくる、タナカの新本格ムーブメント。今回は推理小説界に賛否両論を巻き起こし続けてきた鬼才、麻耶雄嵩の作品を紹介します。山奥のいわくつきの洋館「ファイアフライ館」に集まった大学の超常現象サークルメンバー達。亡き館主を狂気に駆り立てたこの館で、ふたたび犠牲者が!ありがちな設定すら疑わざるをえない、「世界観をひっくり返す」達人の入門書として最適です。
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15:10〜 解説の解説
31:30〜 作品紹介
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15:10〜 解説の解説
31:30〜 作品紹介
2012年6月26日火曜日
2012.6.26 ビジネスに効くホンタナスペシャル
会社員でありながらビジネス書を読もうとしないタナカの前に、一人のリスナーが立ち上がった!今回は数々のビジネス書を読んできたタナカの友人、ザキさんこと篠崎氏をお招きし、これぞと思う一冊を紹介してもらっちゃいました。話はビジネス書全般にひろがり、共通する独特の文体、セールスツールとしての役割、ビジネス書というジャンルとは?などなど、本としての楽しみ方を縦横無尽に掘り下げます。タナカとナリタの大きな資産になったスペシャル一時間半、これを聞いたらあなたもビジネスパーソン?!(効果には個人差があります)。
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2012年2月21日火曜日
2011年12月13日火曜日
2011年7月12日火曜日
2011.7.12 第9回 「眠れなくなる宇宙のはなし」佐藤勝彦
七月の別名、文月(ふみづき、ふづき)の由来は、「7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるから」だそうです(wikipediaより)。今回はまさにそんな文月にふさわしい、宇宙学への招待本をオススメします。くしくも日本時間7月9日午前0時29分、最後のスペースシャトルとなる「アトランティス」が打ち上げに成功しました。古来より人々を魅了してきた宇宙、その謎を解き明かすこと、いやもっと簡単に「宇宙について想いを馳せること」とは何か。この本では、宇宙と我々との関わりを再認識させてくれる面白話が、シンプルな挿絵と親しみやすい文章で分かりやすく描かれています。梅雨も明けたことですし、夜空を眺める前に読むにはもってこいの一冊です。