2012年2月14日火曜日

2012.2.14 好きなものは好きといえる気持ち抱きしめてたい〜「自分へのごほうび」の感想から~

この本に収められた様々な「自分へのごほうび」エピソードは住吉美紀さんの「好き」レーダーの柔軟さ・きめ細かさのようなものを如実に表していますね。好きなものは素直に好きと感じて喜ぼうという彼女流の生き方のエピソードに触発され、タナカ・ナリタも自分たちの好き嫌いをあれやこれやと好き勝手論じる回になりました。春先と花粉症と空気清浄、クシャミと笑い方の個人史、バナナマン日村勇紀と笑い方の伝染、ヨガと集中と達成感、キンモクセイの香りと見栄、セックス・アンド・ザ・シティとブリジット・ジョーンズの日記にまつわる(根拠なき;伊集院光的)非モテ説、面白い・つまらないと伝えることの責任と1Q84とナポレオン狂、自分の好き嫌い/興味への好き嫌い/興味、人の琴線の個別性・主観性――これらのキーワードのどれかひとつにでも興味を持たれた方、どうぞ聴いてみて下さい。(ちなみに当然ですがタイトルは槇原敬之「どんなときも」の歌詞より一部抜粋でした)

2012年2月8日水曜日

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「七面鳥を追いかけて」島津有理子
こちらは現役NHKアナウンサーによる初エッセイ集。著者は「おはよう日本」のメインキャスターを経て、現在はニューヨーク特派員として毎週金曜日「おは日」内のNYスタイルというコーナーを担当されています。裏話など含め、「おは日」ファンのタナカとしては見逃せない内容ですね。意外にもあの西原理恵子との交流があり、イラストが面白さに華をそえています。

2012年2月1日水曜日

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「奇面館の殺人」綾辻行人
タナカの心の声が聞こえたかのように、謎解きのワクワクを楽しませてくれるシリーズ最新作がやってきました!!著者の遊び心とミステリの情熱がふんだんに盛り込まれた、文字通りトリッキィな一冊に仕上がっています。タナカはこれでご飯三杯いけます。至福の時間でした。