2020年9月22日火曜日

本サイトの更新終了のお知らせ

いつもホンタナをお聞きいただき、ありがとうございます。

ホンタナはご覧いただいているブロガーサイトに加え、現在新サイト(http://hontana.info/)においても情報を更新しておりますが、今後はこの新サイトに活動内容を集約していくことになりました。

従いまして、現在ご覧いただいているこのブロガーサイトでの更新はこれにて終了とさせていただきます。ホンタナの活動は引き続き新サイトにてご確認いただけますので、今後もぜひアクセスしていただければと思います。

これまで本サイトをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
今後ともホンタナをどうぞよろしくお願いいたします。

タナカ・ナリタ

2020年9月8日火曜日

2020.9.8 悩める父、悩ましい家族 〜「ムーミンパパ海へ行く」の感想から〜

 満を時してナリタ登場です!水面下で準備を進めていたホンタナのホームページリニューアルについて、ナリタはそのきっかけとなった友人への熱い思いを語りまくります。そして2020年5月5日の配信でヤノが紹介した作品の感想についても、遅まきながら言及することができました。家族想いが空回りしがちなムーミンパパの悲哀について、タナカそして久々のナリタはどう思ったのか。なんだか色々と詰め込まれた回ですが、お聴き逃しなく!

15:15〜 ホンテナンス「ホンタナのホームページが新しくなりました!」
49:48〜 感想回
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2020年8月25日火曜日

2020.8.25 想いを形に、世界を身近に 〜「ガールコード」の感想から〜

 「これは多くの人に呼んで欲しい」と静かに絶賛するヤノ。プログラミングを日常的に使いこなすことだけではない、プログラミングを何のために使い、そして何をしたいのかといった初心を改めて感じさせる本作。さらに「タンポン・ラン」の誕生のきっかけとなったジェンダー問題にも話は及び、プログラミングが他者との溝にかかる架け橋になりうることにも二人は改めて気付かされます。自己表現だけではなく、他者理解のためにプログラミングは必要とされるべきなのかもしれません。

15:10〜 解説の解説「科学と文学」寺田寅彦

35:18〜 感想回

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2020年8月11日火曜日

2020.8.11 「ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話」ソフィー・ハウザー&アンドレア・ゴンザレス(著)堀越英美

「Hello, World!」から始まるプログラミング沼に、ついにタナカも片足を突っ込んだ?!今回ご紹介するのはプログラミング・ノンフィクションです。女子高生のソフィーとアンディは、プログラミング教室の課題で「タンポン・ラン」という月経タブーに切り込んだゲームを製作し、大きな反響を得ます。特別な才能や幸運ではなく、万人のツールとしてのプログラミングを忠実に学習し友人と助け合ってコードを積み上げた先には、想像もしなかった世界との繋がりが待っていることを描く本作。プログラミングを知る人もそうでない人にも読んで欲しい一冊です。

25:30〜 古典コテン「デカメロン」ジョヴァンニ・ボッカッチョ
40:54〜 紹介回

2020年7月28日火曜日

2020.7.28 憧れを自ら切り離していないか 〜「ネムルバカ」の感想から〜

「深いよう、刺さるよう」と悶えるタナカ。日常系のゆるいタッチと「駄サイクル」のような鋭い言葉のセンスとが混在する本作。読み返すほどに分かり味が広がる中、タナカは「憧れ」というキーワードに焦点を当てます。後輩からみた先輩、好きだと思っていた人、夢と現実など、仰ぎ見る存在を「憧れ」という言葉で「諦め」にすり替えていないか。今や何かに憧れることもめっきり減ったアラフォー男にも、現在進行形で問題提起をしてくれる作品です。

17:40〜 解説の解説「ベストセラーで読み解く現代アメリカ」渡辺由佳里
33:38〜 感想回
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2020年7月14日火曜日

2020.7.14 「ネムルバカ」石黒正数

今回ご紹介するのは読み切り漫画です!大学生の女子寮を舞台に日常を描く本作は、多くのSNS上で拡散・利用される「駄サイクル」という造語を生み出したことでも知られています。さりげない日常の中から多くの共感を呼ぶ一言、一コマを見出す作者の視点の鋭さが光る本作から、話はホンタナの今後の活動にも波及していきます。安寧とした活動を内輪でやり過ごすのはやっぱよくないのかも?!

26:19〜 アレな作品「私はゴースト」
37:36〜 紹介回
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2020年6月30日火曜日

2020.6.30 対立とテーブルの図式 〜「タッカーとデイル」の感想から〜

「いやよかったよ」とのヤノ評に胸をなでおろすタナカ。異なる背景を持つもの同士が些細なことからいがみ合う姿は、悲劇にも喜劇にもなりうるという実例を示した本作。しかしながら今なお残る戦争の禍根や、経済格差による対立はなかなか喜劇としてみることはできません。同じテーブルにつくことの重要さと難しさについて語る回となりました。エストニア映画「みかんの丘」も面白そう。

15:40〜 雑誌んぐ「Tokyo Walker」
30:27〜 感想回
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2020年6月16日火曜日

2020.6.16 「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」イーライ・クレイグ

なんだか蒸し暑くなってきましたね。そんな時はホラー!ということで、今回は異色ホラーコメディをご紹介します。念願の別荘を手に入れたタッカーとデイルは、キャンプにやってきた大学生グループになぜか殺人鬼だと勘違いされます。お互いの誤解が解けないままやることなすこと裏目に出てしまい、ついに一人目の犠牲者が!ホラーの王道的展開へのリスペクトも感じさせる作品ですが、偏見と思い込みによる理不尽な迫害は、現代社会の縮図ではないかとタナカは感じます。我々もいつタッカーとデイルのような災難に巻き込まれるか分からない?!

17:58〜 古典コテン「悪党諸君」永六輔
32:36〜 紹介回
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2020年6月2日火曜日

2020.6.2 科学と魔法の違いふたたび 〜「宙へ参る」の感想から〜

生活に根ざしたサイエンスでも、それを極めると"魔法"として捉えられてしまうのか?!ホンタナ内でたまに論争となる、SFとファンタジーの違いについて久しぶりに語る回となりました。卓越したエンジニアリング技術を持つがゆえに"魔法使い"と呼ばれる主人公。それは果たして"魔法"で割り切っていいのか?サイエンスのフィクションを描く作品で、リアリティのつじつまはどこまで合わせ、どこから切り捨てるべきなのか?新技術に対する認識の危うさについてまで話は膨らみます!

21:25〜 古典コテン「お嬢さん放浪記」犬養道子
43:50〜 感想回
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2020年5月19日火曜日

2020.5.19 「宙に参る」肋骨凹介

今回は新作SF漫画をご紹介します。夫を亡くした妻が、息子と共に遺骨を夫の実家に届ける…とここまでは現実でもよくある話ですが、出発地はとある宇宙コロニーで実家は地球となるからさあ大変。フリーランスエンジニアである妻とロボット義体の息子の珍道中に、タナカは技術と文化とのさりげない融和に感心する反面、同時に自身の本職であるエンジニアとしての至らなさを痛感します。まだ一巻しか出ていませんが続きが早く読みたい!

紹介回 11:50〜
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2020年5月5日火曜日

2020.5.5 コロナニモ負ケズ!ホンタナ九周年スペシャル

なんやかんやとホンタナは九周年となりました!ありがとうございます!ということで、開始して以来の社会的混乱を気にしながらも、今回はなんとはるかエストニアより、矢野翔さんをゲストにお迎えしてのスペシャル回をお届けいたします。本来は日本とエストニアそれぞれのコロナ騒動の違いや、IT立国としての在宅勤務状況などについて話せればいいかなーという体でいたタナカナリタですが、なんとしっかり者のゲストにゲリラ的に本紹介を受けてしまいます。早くも前途多難のホンタナ新年度をお聴き逃しなく!

3:20〜   ゲスト登場
28:52〜 紹介回
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2020年4月21日火曜日

2020.4.21 自分以外の命の流れに触れる 〜「ベランダ園芸で考えたこと」の感想から〜

植物を育てることを通じて己の思想をのぞきこむ著者の姿勢に感心したナリタ。植物に限らず、何かを育てることは自分自身の闇と向き合わざるを得ない行為と言えます。しかしあえて自分以外の自然や命と関わることで、自分のリズムが狂わされる”快感”にナリタは着目します。育児やペットによる"快感”を知るナリタは、これが星野道夫の本で述べられていた世界観にも通ずると持論を展開させます。

22:40〜 アレな作品「ドイツ怪談集」種村季弘
40:52〜 感想回
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2020年4月7日火曜日

2020.4.7 「ベランダ園芸で考えたこと」山崎ナオコーラ

今年も春がやって参りました。生命たちは長い冬の終わりに心踊らせていることでしょう。といったわけで、今回は山崎ナオコーラ作品の中から園芸エッセイをご紹介します。ベランダにおける植物と人間のつつましい関係を通し、人と人との容易ならざる関係にも考えを進める著者。アラフォー迷走中で何となく植物育ててみたいなーと思うタナカにとっては、安易な植物への逃避を見透かされているようで、何ともぞわぞわしてしまうのです。だから春はいやなのです。
(途中、音声が聞き取りづらい箇所がありますが、ご容赦願います)

11:05〜 古典コテン「善の研究」西田幾太郎
25:58〜 紹介回
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2020年3月31日火曜日

2020.3.31 国家と国民は瓜二つ 〜「V フォー・ヴェンデッタ」の感想から〜

ガイ・フォークスの仮面が魅せる表現力に圧倒されたタナカ。しかしながら、独裁者サトラーと反逆者"V"の、飴と鞭を使い分けて民衆に影響を及ぼす手法は実は似ているのではないか?と感じます。それに対しドクターキドは、かつてイングランドであった宗教対立とガイ・フォークス・ナイトについて解説し、この映画の根底にある理念について迫ります。国家と民衆とのあり方について、人ごとではない問題として語ってみました。

21:04〜 翻訳かっ!「十五少年漂流記」ジュール・ヴェルヌ
35:58〜 感想回
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2020年3月24日火曜日

2020.3.24 「V フォー・ヴェンデッタ」ジェームズ・マクティーグ

春休みなので特別企画!昨年に引き続きDr. Kことキド先生によるピンチヒッター回をお届けいたします。今回キド先生にご紹介いただくのはなんと近未来SF映画。常に監視され管理される社会となったイングランドを舞台に、たった一人で抵抗する謎の男"V"。最後までガイ・フォークスの仮面を外すことのない"V"、しかしその表現力たるやキド先生をも唸らせるほどの凄まじさ!マトリックス製作陣が勢揃いして作り上げたこの作品をタナカはどう評するのか?!

13:58〜 古典コテン「人は誰でもエンジニア」ヘンリー・ペトロスキ
29:04〜 紹介回
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2020年3月3日火曜日

2020.3.3 初心者として走る喜びとは 〜「マラソン1年生&2年生」の感想から〜

ある分野においてエキスパートであるナリタは、初学者たちにとっての「学ぶ喜び」をどのように扱うべきなのか、という視点から本書の魅力に迫ります。ビギナーだからこその新鮮かつ基本的な発見の喜びは、その分野をさらに追求していかなくても持続しうるのか?指導者としてはそれでいいのか?学問も仕事もスポーツも、極め人のように研鑽すること以外に、いつまでも初心者のように楽しみ続けることは可能なのか?マラソンという分野にとどまらず、なかなかどうして奥の深いビギナー問題を語ってみました。

15:20〜 雑誌んぐ「北海道生活」
31:16〜 感想回
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2020年2月18日火曜日

2020.2.18 「マラソン1年生・2年生」たかぎなおこ

東京マラソンが迫る中、今回はコミックエッセイストによるマラソン挑戦記をご紹介します。ほとんど運動らしい運動をしてこなかった著者が友人たちと共に少しずつ練習を重ね、ついには夢のホノルルマラソンに出場!という、ここまではよくある展開ですが、同シリーズの続編では「そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?」というスタンスで、マラソンを楽しむことそのものを重視していきます。楽しい絵柄で描かれる、これまた楽しい仲間たちとのマラソン生活は、にわかランナータナカのマラソンバイブル的作品です!
(音声の一部が聞き取りにくい箇所がありますが、ご容赦願います)

20:05〜 Add出し「お父さんがキモい理由を説明するね」中山順司
34:52〜 紹介回
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2020年2月4日火曜日

2020.2.4 確たる主題のリフレイン 〜「マチネの終わりに」の感想から〜

四十代前後の人々に届け!とタナカが紹介した本作は、確かに同世代のナリタの心にも届いたようです。しかしながら、「平野節」とも言える主題を繰り返す物語構成が気になって仕方ないナリタ。作品におけるテーマが確立していると、読者の自由な解釈は逆に束縛されてしまうというジレンマ。物語に深みがあるからこそ「逆算はできるけど、したくない」と悶えるナリタの姿は、読者としてのあるべき姿なのかもしれません。

16:20〜 翻訳かっ!「The Martian "Young Readers Edition"」Andy Weir
26:57〜 感想回
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2020年1月21日火曜日

2020.1.21 「マチネの終わりに」平野啓一郎

タナカナリタもすっかりアラフォー真っ只中。そんな2020年一発目にご紹介するのは昨年映画化もされた平野作品です。同じくアラフォー世代の主人公たちの出逢いが描かれる本作。様々な人との結びつき、世界との折り合いのつけ方をそれなりに経験してきたからこそ分かる、この年代だからこその焦燥と虚無感。そしてその中に見出す光明は、タナカの心を深くえぐってしまいます。美しさだけではない、人として生きることの難しさと尊さを感じさせる作品です。

16:12〜 ホンタナ的ライフハック「メモの魔力」前田裕二
33:08〜 紹介回
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2020年1月7日火曜日

2020.1.7 新春!令和二年も内部監査スペシャル

明けましておめでとうございます!今年も一発目はDr.Kことキド先生をお招きしての内部監査回をお届けいたします。今回はどんな指摘がもたらされるのか?どんな医療小咄を聞かせてもらえるのか?さらには新年らしく、生きることと死ぬことについても考えてみためくるめく鼎談約二時間。色々ありそうな2020年ですが相変わらずのホンタナをどうぞよろしくお願いいたします!

3:45〜 医療と2020年
36:36〜 監査開始
1:20:17〜 延命治療について
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2019年12月24日火曜日

2019.12.24 年の瀬!「実験思考」をたっぷり語ろうスペシャル

今年最後のホンタナはご存知ザキさんをお迎えしてのスペシャル回です!今回取り上げるお題は「実験思考」。著者の飽くなき実験思考(志向or嗜好?)とその実践例がこれでもかと取り上げられる本作。出版さえもひとつの実験と割り切って作られた"本"について、タナカナリタはどう反応するのか?既存の情報媒体の作り方や稼ぎ方をくつがえすことが本当に良いことなのか?三者三様のホンタナ的実験結果をお聴き逃しなく!!
(前半の一部でナリタが中座しますがご容赦ください)

2:24〜 今年の読書と映画
23:45〜 子育てとキャンプ
42:56〜 星野源とスキマ時間
55:30〜 出版という実験
1:22:27〜 エンタメにおける稼ぎ方
1:50:33〜 冷徹と誠実のあいだ
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今年もホンタナをお聞きいただき、ありがとうございました!
リスナーのみなさま、そしてゲストにご出演していただいたみなさまに、この場を借りて深く御礼申し上げます。
それでは、良いお年をお過ごしください!

2019年12月10日火曜日

2019.12.10 年末!「マスターキートン」をたっぷり語ろうスペシャル

2019年もいよいよ佳境!といったわけで、今回は以前取り上げた「創作者のためのドイツ語ネーミング辞典」の著者、伸井太一さんをお迎えしての年末スペシャル回をお届けします!!ご専門のドイツ文化と歴史のマニアックな話も伺いつつ、その興味の源泉となった大作「マスターキートン」についてたっぷり語っていただきました。凄まじい影響力を持つ本作の魅力について、さらには社会や人々の間に存在する影と光について話が繰り広げられます。果たしてタナカナリタはこの超展開についていけるのか?!マンガそして歴史学についての縦横無尽話をお聴き逃しなく!!

2:02〜 ゲスト登場
17:54〜 作品紹介
50:50〜 「問い」と「学び」
1:22:32〜 「過去」と「未来」
1:39:48〜 クロージング
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2019年11月26日火曜日

2019.11.26 お題「タイムトラベル」の答え出ちゃった〜「プリディスティネーション」の感想から〜

ナリタの「人生で一番好きな映画」評価、いただきました!!タイムトラベルものというお題を最大限にひねり尽くす展開、登場人物たちが考え抜いた決断、それぞれが納得しつつも驚愕を禁じ得ない完成度に、ナリタは賞賛の言葉を惜しみません。同じくナリタが大好きな「マトリックス」との比較もしながら、本作の持つ魅力に迫ります。

〜 ホンタナBiz 「働き方 完全無双」ひろゆき
〜 感想回
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2019年11月12日火曜日

2019.11.12 「プリディスティネーション」スピエリッグ兄弟

本作はタイムトラベルを扱うSF映画ですが、タナカは「紹介できない」と悶えます。原作があのSF界の巨匠ロバート・A・ハインラインなだけに、緻密かつ大胆に描かれる主人公の物語。だからこそネタバレせずにこの魅力を説明できない!でも紹介したい!というジレンマを抱えること必至な本作。この非情の輪廻を分かち合いたい方には一見の価値ありです!

9:20〜 ホンタナBiz 「新・魔法のコンパス」西野亮廣
36:33〜 紹介回
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2019年10月29日火曜日

2019.10.29 美しい山小屋との距離 〜「山と山小屋」の感想から〜

人の存在を拒絶する大自然ではなく、そこに人がいる自然との距離感を感じさせる本作。目と目で通じ合える距離を描き出す文と写真にナリタも思わず「ズルい作品」と唸ります。天気が悪くて山に行けない昨今、家で本作を読み返して旅情ならぬ山情を募らせるのもまたオツなものです…が、やっぱり山に行きたい!

20:00〜 雑誌んぐ「ランドネ」
36:10〜 紹介回
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2019年10月13日日曜日

2019.10.15 「山と山小屋」小林百合子・野川かさね

運動の秋、登山の秋!ということで、今回は山の本を紹介します。山登りをする人にとってかけがえのない存在である山小屋。休憩する人、通り過ぎる人、泊まる人…そして小屋を営む人。本作には、厳しくも美しい四季折々の山と山小屋に惹かれる人々の姿を、ありのまま切り取った文章と写真が収められています。ガツガツ登山ともインスタ映え登山とも違う、装丁からも漂うひっそりと等身大の登山感がタナカにはちょうど良いんです、そうなんです。

9:48〜 古典コテン「最小人間の怪 ー人類のあとを継ぐものー」海野十三
21:20〜 紹介回
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2019年10月1日火曜日

2019.10.1 人生の片付けの魔法 〜「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために」の感想から〜

自分の人生を”選びなおす”著者の姿に深い感銘を受けたナリタ。自分にとって本当に大切な時間、大切な関係を選び抜くことは、コンマリこと近藤麻理恵の「片付けの魔法」の人生版とも言えるかもしれません。血縁と家族、仕事と家庭、生と死…気づかないまま過ぎ去ってしまった”選ぼうとして選んでこなかった”こと、そして”自分らしい生き方を選ぶ”ことを再認識するタナカとナリタ。そして話はあるNHKスペシャルへと続きます。

13:27〜 アレな作品「そして生活はつづく」星野源
24:16〜 感想回
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2019年9月17日火曜日

2019.9.17 「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」幡野広志

写真家、猟師である著者は、がんを患い余命三年であることを告げられました。夫として、父親として、そして一人の人間として、限りある時間をどう生きるのか。本書では、様々な悩みと葛藤を抱えた人々との語らい、そして著者自身や家族との語らいを通じて選びなおされる、ひとつの生き方が描かれます。普段は意識しない限りあるこの命、そしてその活かし方に対する著者の洞察と決意に、タナカの心はわし掴みされます。

16:41〜 古典コテン「勇気はいかに回復されるのか」アルフレッド・アドラー
29:50〜 紹介回
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2019年9月3日火曜日

2019.9.3 輝くおっさんたちの未来 〜「宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた」の感想から〜

謎の情熱に突き動かされるおっさんたちに「勇気づけられ」たナリタ。ロケットを飛ばすために自宅の台所を使って実験を行う…という、何を言っているかわからねーと思うが(略)の行動力は「夢」という甘い言葉だけでは説明できません。自らの仕事、そして今後の人生において、彼らの「ノリノリ感」はなんとも羨ましく、眩しく感じられるものです。いくつになっても新しいことにはチャレンジできるんだなあ〜。

7:30〜 雑誌んぐ「Interface」
27:30〜 感想回
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2019年8月20日火曜日

2019.8.20 「宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた 実録なつのロケット団」あさりよしとお

あやしい探検隊、宇宙を目指す?!今回はおっさんによるおっさんのための宇宙開発の実録本をご紹介します。とにかく宇宙が好きで生きている間に宇宙に行ってみたい、という人はたくさんいます。しかしながら、宇宙は国家機関や超大企業など限られた人でないと携われないのが実情…じゃあ自分たちだけで宇宙行っちゃうもんね!と集まったおっさん達は、今や本当に宇宙に手が届くようになっています。彼ら「なつのロケット団」の黎明期を余すところなく記録した、熱いおっさんたちのノリノリっぷりをお見逃しなく!

19:48〜 ホンタナBiz「マルチポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食って行く方法」エミリー・ワプニック
33:16〜 紹介回
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