2013年2月26日火曜日

2013.2.26 「悪の教典」貴志祐介

今回はあえて「このミステリーがすごい!2011年国内部門第一位」、「週刊文春2010年ミステリベスト10国内部門第一位」、「第1回山田風太郎賞」、および「早川書房「ミステリが読みたい!2011年国内総合第2位」受賞作の堂々たる人気小説、貴志祐介の「悪の教典」を取り上げます。映画化までされた受賞歴多数の話題作を取り上げてタナカは何を想うのか。お楽しみください。
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17:39- 「私も投稿してみました」爆笑問題カーボーイ 担当大臣のコーナー
36:47- 「悪の教典」紹介


 

2013年2月19日火曜日

2012.2.19 省略とリアリティ・高校生の恋愛・モデルルームのスリッパ 〜「宙のまにまに」の感想から〜

蒼栄高校天文部を舞台に描かれる「宙のまにまに」のような学園青春コメディにおいて、高校生らの恋愛感情はどのように描かれるべきか(または描かれないべきか)、そこに関わる省略と強調のあるべき姿について思い思いの意見を戦わせるタナカとナリタ。物語のリアリティと感情移入のしやすさはどのような細部描写によって支えられているのか、などのトピックにも話は広がります。お楽しみ下さい。

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27:32〜古典コテン 夏目漱石「夢十夜」
45:01〜「宙のまにまに」感想

2013年2月12日火曜日

2013.2.12 「宙のまにまに」柏原麻実

二月も中旬。冬の寒さもあと少しといったこの頃、帰り道に見えるオリオン座がだいぶ傾いてきたことに季節の移ろいを感じるタナカであります(なんつって)。といったわけで、今回は学園天文部ものの漫画を紹介します。目立たず・ナメられずを信条とする主人公が、天真爛漫で星好きの幼馴染に強引に天文部に入部させられ…という、よくあるパターンの展開に加え、タナカにそぐわぬ可愛らしい画風に戸惑いを隠せないナリタ。夜空が澄みきったこの季節、心温まる星空青春グラフィティの魅力をお届けします。
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23:20〜 解説の解説
36:00〜 作品紹介

2013年2月5日火曜日

2013.2.5 日本語でしか書けない小説 〜「螢」の感想から〜

鬼才・麻耶雄嵩の世界を堪能したナリタ。日本語の特徴をうまく使ったどんでん返しに触発されたナリタは、自ら同じテクニックを用いた掌編を披露する!言語学者の血をも騒がせるミステリとは?!そして先週に引き続き新コーナーも登場します。
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10:45〜 古典コテン
28:50〜 「螢」感想回