「人に刃を向けることすらも共感できる」と絶賛のナリタ。登場人物たちが良心の呵責に悩みながらも生きる姿…そういう作品が好きだ、とナリタは再確認します。雑食の割に好き嫌いのあるタナカは、ナリタのスタンスに触発され、あらためて作品との向き合い方について考え始めます。意外なところから盛り上がりを見せる感想回となりました!
13:35〜 古典コテン「無名作家の日記」菊池寛
39:35〜 感想回
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2015年10月20日火曜日
2015年10月13日火曜日
2015.10.13 「壬生義士伝」滝田洋二郎
浅田次郎原作の映画化作品を紹介します。幕末、ある田舎侍が新撰組へ入隊した。名は吉村貫一郎。かの斉藤一をもうならせる剣の腕を持ちながら、腰が低く、他の隊員からは守銭奴と見下される吉村。彼はそこまでしてなぜ新撰組へ入ったのか。逆境の中、自分の信義を貫こうとする姿は多くの人を引きつけます。多くの受賞歴を持つ大作であり、タナカの生きる意味を思い直させた作品をどうぞお楽しみください。
12:38〜 私も投稿してみました「ナリタによる序説」
29:42〜 紹介回
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12:38〜 私も投稿してみました「ナリタによる序説」
29:42〜 紹介回
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2015年9月29日火曜日
2015年9月27日日曜日
Add書き ー「ひとり旅」関連
それから吉村昭の『彰義隊』を読んでみた。
恥ずかしながら、新撰組は知っていたけどこちらの存在は全く知らなかった。ざっくり説明すると、徳川慶喜を守ろうとする有志の者たちが作った部隊で、新政府軍と上野で決戦を繰り広げた、言わば江戸レジスタンスだ。
決戦、敗退、奥州への潰走と、結果だけ見ると彼らは負けてしまった。まあ事実だからしょうがないのだけれど、それでも本書を読むと”結果”は膨大な”事実”の一面であることを思い知らされる。そして、事実もまた、多くの人の想いが重なった一瞬を切り取った事象でしかない、ということも。
隊員たちは、徳川慶喜が水戸へ移送された後、江戸にいた皇族の北白川宮能久親王(輪王寺宮)を、混乱の江戸から何とか逃がそうと奔走する。輪王寺宮もまた、江戸の民を守りたい一心で朝廷と交渉するも逆に”朝敵”とみなされてしまう。彼らを突き動かしているのは、それぞれの「感謝」や「恩」であり、「抵抗」や「憎しみ」はその二次産物なのだ。
やはり、吉村先生が事実に固執するのは、事実の裏に隠された本当の人間性を知りたいからなんだろう。『戦艦武蔵』や『高熱隧道』のように何となく知っている話よりも、全く予備知識のなかった『彰義隊』だったからこそ、そのことを強く感じることができて良かったなあ、と思うのである。輪王寺宮のその後はけっこう意外な展開を迎えるので、興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、Kindleで漫画「るろうに剣心」を読んでいたら、少年剣士弥彦の父はまさに彰義隊の一員として義に殉じたという設定で、自分の中の幕末像がどんどんアップデートされていくような感じでとても楽しい。遅すぎるような気もするけど。(タナカ)
恥ずかしながら、新撰組は知っていたけどこちらの存在は全く知らなかった。ざっくり説明すると、徳川慶喜を守ろうとする有志の者たちが作った部隊で、新政府軍と上野で決戦を繰り広げた、言わば江戸レジスタンスだ。
決戦、敗退、奥州への潰走と、結果だけ見ると彼らは負けてしまった。まあ事実だからしょうがないのだけれど、それでも本書を読むと”結果”は膨大な”事実”の一面であることを思い知らされる。そして、事実もまた、多くの人の想いが重なった一瞬を切り取った事象でしかない、ということも。
隊員たちは、徳川慶喜が水戸へ移送された後、江戸にいた皇族の北白川宮能久親王(輪王寺宮)を、混乱の江戸から何とか逃がそうと奔走する。輪王寺宮もまた、江戸の民を守りたい一心で朝廷と交渉するも逆に”朝敵”とみなされてしまう。彼らを突き動かしているのは、それぞれの「感謝」や「恩」であり、「抵抗」や「憎しみ」はその二次産物なのだ。
やはり、吉村先生が事実に固執するのは、事実の裏に隠された本当の人間性を知りたいからなんだろう。『戦艦武蔵』や『高熱隧道』のように何となく知っている話よりも、全く予備知識のなかった『彰義隊』だったからこそ、そのことを強く感じることができて良かったなあ、と思うのである。輪王寺宮のその後はけっこう意外な展開を迎えるので、興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、Kindleで漫画「るろうに剣心」を読んでいたら、少年剣士弥彦の父はまさに彰義隊の一員として義に殉じたという設定で、自分の中の幕末像がどんどんアップデートされていくような感じでとても楽しい。遅すぎるような気もするけど。(タナカ)
2015年9月22日火曜日
2015.9.22 作家が愛する事実 〜「ひとり旅」の感想から〜
「これが人間のできることなのか」と驚きの色を隠せないナリタ。史実というドラマを描くため、ほんの一行の描写のために各国を飛び回り、または納得のいかない作品は何度でも白紙に戻すという著者。想像力の限界を知り、事実を重視する。言葉では簡単ですが、途方もない労力と、埋もれた物語を探る嗅覚の鋭さに、タナカ・ナリタはタジタジするばかり。ノンフィクションの巨人、ここに極まれり!
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15:33〜 古典コテン「物を大切にする心」種田山頭火
28:47〜 感想回
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15:33〜 古典コテン「物を大切にする心」種田山頭火
28:47〜 感想回
2015年9月15日火曜日
2015.9.15 「ひとり旅」吉村昭
ドキュメンタリー作家の大家、吉村昭のエッセイ集を紹介します。歴史、戦史における大小の事件を綿密な取材力で書き上げる著者。「現実は小説より奇なり」をモットーに、資料探しに北へ南へ奔走する姿、そしてその資料から見いだしたものを小説へと昇華させる著者の姿は圧巻の一言。吉村作品のひとつの文章に込められた意味と深さをあらためて味わえる作品です。
7:46〜 古典コテン「受動的抵抗の倫理と実行」マハトマ・ガンジー
19:02〜 紹介回
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7:46〜 古典コテン「受動的抵抗の倫理と実行」マハトマ・ガンジー
19:02〜 紹介回
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2015年9月11日金曜日
Add書き ー「海ちゃん、おはよう」関連
子供の誕生を前にして男というものはすぐに父親になれないという話がある。
よくよく納得できる話だが、女性側のこんな心境をつづったエッセイがあった。
実際、わが子に始めて授乳したときの、あの恐ろしさはなんだろう。(中略)自分の無力さを突き付けられるような、人間としての最も重い責務を背負わされたような、途方もない気持ちに陥るのだった。もしかしたらそれは、悲しみと名づけてよい感情だったかもしれない。
小川洋子の『深き心の底から』からの抜粋である。
これを読んで僕はなんだか少し安心したのだ。母親だってうろたえるんだ、と。
たしかに”子供をもつ親”に変化していく実感は女性のほうがリアルで段階的だと思う。日に日に大きくなるお腹の子の重み…それは女性でしか得られない至福の時間、というようなイメージが何となくあった。
しかし”恐ろしさ”、”悲しみ”という言葉で、生まれた子と向き合うことも母親にはあり得るのだ。誤解のないようにしておくと、小川先生は出産に悲嘆していたのではなく、子供が無条件の喜びを与える存在ではないことをすでに予感していたのである。
子供の可能性の大きさにたじろぐのは、父も母もきっと同じなのだ。
要は、その子と向き合い続ける覚悟をするかどうかであって、男には海ちゃんの父イサム君のような不器用な覚悟も時にはあるだろうから、世の妻や母の皆さんにはどうぞおてやわらかにお願いしたいと思った次第。
要は、その子と向き合い続ける覚悟をするかどうかであって、男には海ちゃんの父イサム君のような不器用な覚悟も時にはあるだろうから、世の妻や母の皆さんにはどうぞおてやわらかにお願いしたいと思った次第。
感想回をアップした後にタイトルは「そして、父になる」でも良かったかなあと思ったのだが、結局やめた。同名の映画は絶対に見たら泣くと思ってまだ見ていない。いつか紹介できる時が来るといいですなあ。(タナカ)
2015年9月8日火曜日
2015.9.8 あたふたしてても世界は進む 〜「海ちゃん、おはよう」の感想から〜
第一子に対する父親の狼狽っぷりは、まさに未来の自分像と重なって「勉強になります」と感心するナリタ。新しい命とどうやって向き合えばいいのか、母となった妻との関係はどうなるのか、会社との折り合いをどうつけるのかー。世のお父さんがたが直面したであろう難問の数々を、疑似体験できる本作。父親予備軍の皆様、読んでおいて損はないですよ!
8:55〜 妄想族「Add書き始めてみました」
16:53〜 感想回
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8:55〜 妄想族「Add書き始めてみました」
16:53〜 感想回
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2015年9月1日火曜日
2015.9.1 「海ちゃん、おはよう」椎名誠
椎名家の第一子誕生を描いた私小説を紹介します。中途半端だった仕事が面白くなりだし、しかし心のどこかではもっと大きな世界を夢見ている主人公。そんな矢先に第一子の報告を受け、うろたえつつも新しい世界へと踏み出していく姿が本作には描かれます。著者の作風を生み出す大きなきっかけを与えてくれた「海」ちゃん、母として強まる妻、そして父として奮闘する主人公の三人模様をお楽しみください。
17:11〜 ホンタナ的ライフハック「貼ってはがせるカレンダーシート」
31:07〜 紹介回
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17:11〜 ホンタナ的ライフハック「貼ってはがせるカレンダーシート」
31:07〜 紹介回
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2015年8月30日日曜日
Add書きー「大泉エッセイ」関連
現状維持というキーワードから僕は福岡伸一氏の著書『動的平衡』を思い出していた。
福岡氏は『生物と無生物のあいだ』で有名な生物学者であるが、その『動的平衡』の中では、生命活動というものは常に何かが入ったりまたは出ていったりしているが、見た目には大きな変化が起こっているようには見られない、動的であるが平衡状態にあるものである、と述べていた。その概念は「八年で人間の全ての元素が入れ替わる」と言っていた高校生物のM先生の記憶とあいまって、僕の中ではかなりしっくりくる概念として心に残っていた。
ここで大泉氏が「現状維持でいいと思った男に現状維持ができるのか」と言ったことに関して、僕は現状維持は平衡状態と同じなんじゃないか、と思った。多くのことを得て、多くのことを失いながら、それでも前向きに生きていく姿、しかしながら他人からは「いつもの大泉君」と思われる姿、それが彼の言う本当の現状維持なんだろう、と。
実際、このエッセイを読むまで僕の中の「大泉洋」のイメージは良くも悪くも維持されていたし、大泉氏の「楽しみたい、楽しませたい」という欲望(気持ちというより、欲望)がある限り、そのイメージは「現状維持」され続けられるだろうと思う。動的平衡状態の生命体として、その姿は文字通り生き生きとしているに違いない。これからの活躍にますます注目したいところである。
実際、このエッセイを読むまで僕の中の「大泉洋」のイメージは良くも悪くも維持されていたし、大泉氏の「楽しみたい、楽しませたい」という欲望(気持ちというより、欲望)がある限り、そのイメージは「現状維持」され続けられるだろうと思う。動的平衡状態の生命体として、その姿は文字通り生き生きとしているに違いない。これからの活躍にますます注目したいところである。
ちなみに感想回冒頭「なりたくん!」と言ったのは本当は大泉洋のモノマネのつもりだったのだが藤村Dだと勘違いされてしまった。僕のモノマネの精度の低さ、そしてナリタ氏のストライクゾーンの狭さはホンタナ開始以来全く改善されていないが、これにめげずに続けることでホンタナの現状維持ができることもまた事実なのである。(タナカ)
2015年8月25日火曜日
2015.8.25 一生どうでしょうするためには 〜「大泉エッセイ」の感想から〜
自他ともに認める大泉ファンであるナリタにとっても、あらためて響くものがあった本作。「現状維持でいいと思った男に現状維持ができるのか」「帰るところがあるから安心してどこまでも行けるのだと思う」ー。大泉洋の原点であり目標である「TEAM NACS」と「水曜どうでしょう」は、まさにこの言葉によって表されるような気がします。今後の大泉氏の変化にも益々期待が高まります!
19:05〜 ホンタナ的ライフハック「動画撮影とWifiの関係」
27:20〜 感想回
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19:05〜 ホンタナ的ライフハック「動画撮影とWifiの関係」
27:20〜 感想回
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2015年8月18日火曜日
2015.8.18 「大泉エッセイ 僕が綴った16年」大泉洋
「知ってるでしょう?大泉洋でございます」今やひとりの名俳優として多くの作品に登場するようになったMr. 大泉。「水曜どうでしょう」で一躍有名人となった20代、全国区へと大きな躍進を遂げた30代、そして40代となった現在ー。その時々に巡らした想いをその時々の筆力で描いた本作は、まさに彼の歩んできた道のりそのもの。その生き様はそこまで彼の大ファンでもなかったタナカを揺さぶり、刺激します。
12:14〜 私も投稿してみました「とある技術の協会誌ふたたび」
23:09〜 紹介回
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12:14〜 私も投稿してみました「とある技術の協会誌ふたたび」
23:09〜 紹介回
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2015年8月11日火曜日
2015.8.11 教えること、育てること 〜「北村薫の創作表現講義」の感想から〜
創作活動のみならず、教育についての指南書としても「いい本だ」と太鼓判を押したナリタ。自分なりの道を見いだすために必要な技術や経験を伝えることは、容易ではありません。自分が見つけた「良いもの」を、他者に押し付けず、かつ興味を持ってもらうためにはどうすればよいのか。創作を通じた人と人との関わりについて話題が膨らみます。
11:57〜 古典コテン「ねむい」チェーホフ
20;57〜 感想回
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11:57〜 古典コテン「ねむい」チェーホフ
20;57〜 感想回
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2015年8月4日火曜日
2015.8.4 「北村薫の創作表現講義ーあなたを読む、わたしを書く」北村薫
お待たせしました!夏休み明け、201回目の配信としてお届けするのは、ミステリの名手による講義録です。作家、歌人、編集者、さらに学生たちをも交えて「表現すること」について様々な角度から分析・実践した本作。なかなか進まないコーナー”妄想族”の一助となるか?!配信101回にまつわるメールも紹介されたりと、ホンタナの来し方行く末を見通す回をお楽しみください!
4:54〜 メール紹介
24:45〜 妄想族
37:48〜 紹介回
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4:54〜 メール紹介
24:45〜 妄想族
37:48〜 紹介回
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2015年7月21日火曜日
2015年7月14日火曜日
2015.7.14 祝!配信200回記念 70年代をたっぷり語ろうスペシャル
本配信でホンタナも配信200回を迎えることが出来ました。やったぜ!ということで、今回は行人坂教会の朝日研一朗牧師をお迎えしてお届けします。紹介していただく作品は、なんと「ゴジラvsヘドラ」!幼少期に強烈な影響を受けた本作を皮切りに、70年代特有の終末思想を持つ作品の魅力について語っていただきました。牧師としての仕事のあり方、そして趣味としてのSF・ホラーの楽しみ方に、タナカナリタは感動しきり!マニアックな話題満載のスペシャル回をどうぞお楽しみください。
3:20〜 ゲスト登場
19:00〜 「ゴジラvsヘドラ」について
37:35〜 70年代と終末思想
55:50〜 怪獣・ホラーと現実の裂け目
1:13:30〜 牧師としてのスタイル
1:29:40〜 ざらざらしたもの
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3:20〜 ゲスト登場
19:00〜 「ゴジラvsヘドラ」について
37:35〜 70年代と終末思想
55:50〜 怪獣・ホラーと現実の裂け目
1:13:30〜 牧師としてのスタイル
1:29:40〜 ざらざらしたもの
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2015年7月7日火曜日
2015.7.7 邦画でもやればここまでできるのに 〜「K-20 怪人二十面相・伝」の感想から〜
またしても「冒険活劇感」だけではナリタの心を動かすことが出来なかったタナカ。小説の1ページの中に熱いたぎりを感じるように、映画のワンシーンごとに熱い何かを感じたいと願うナリタ。前作「お茶にごす。」に引き続き、面白さを共有することの難しさを実感する回になりました…タナカです…。
12:03〜 古典コテン「単独行」加藤文太郎
21:20〜 感想回
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12:03〜 古典コテン「単独行」加藤文太郎
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2015年6月30日火曜日
2015.6.30 「K-20 怪人二十面相・伝」佐藤嗣麻子
邦画活劇を紹介します。第二次世界大戦を免れた「もうひとつの日本」にて、攻防を繰り広げる明智小五郎と怪人二十面相。サーカス団員の主人公は、ひょんなことから怪人二十面相の濡れ衣をきせられ、その誤解を晴らすべく本当の二十面相の姿を追い求めます。「本格推理」のエッセンスと、サービス精神あふれる娯楽性とを見事に両立させた、日本の新しいエンターテイメントをお楽しみください。
9:19〜 古典コテン+翻訳かっ!「翻訳の難しさ」神西清
27:59〜 紹介回
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9:19〜 古典コテン+翻訳かっ!「翻訳の難しさ」神西清
27:59〜 紹介回
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2015年6月23日火曜日
2015.6.23 良いものは人を良くする 〜「お茶にごす。」の感想から〜
タナカがついにキレた?!「茶道」なのか「人のやさしさ」なのか、重きを置くべき作品のテーマを感じきれないナリタ。六月病のタナカは気分を逆なでされつつも、茶道でしかたどり着けなかったラストシーンの意味をあらためて訴えますが…。ナリタが自身も含め作家というものに求める姿が如実に表れた回になりました。
8:32〜 ホンタナ的ライフハック
23:46〜 感想回
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8:32〜 ホンタナ的ライフハック
23:46〜 感想回
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2015年6月16日火曜日
2015.6.16 「お茶にごす。」西森博之
多くの男子学生の腹筋を崩壊させた「今日から俺は!」の作者が放つ異色作を紹介します。誰からも喧嘩を売られ、誰からも怖れられる高校生「悪魔(デビル)・まークン」。喧嘩・復讐の負の連鎖から逃れたいと願う彼は、茶道と出会うことで「人の心のありかた」「人にやさしくすること」について考えるようになりますが、周囲のヤンキーがほっとくわけもなく?!青春期における自己認識とその改善を、炸裂するギャグとともにお届けする希有な作品です。
22:35〜 ホンタナ的ライフハック
37:50〜 紹介回
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22:35〜 ホンタナ的ライフハック
37:50〜 紹介回
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2015年6月9日火曜日
2015.6.9 説明と描写のあいだ 〜「魔術はささやく」の感想から〜
物語のオチだけでなく、作品全体が醸し出す雰囲気を楽しんだナリタ。このさりげない、かつ唯一無二の作風のすごさは北上次郎氏の解説によって凄みを増すことになります。面白さとは何か。描写とは何か。物語の奥深さについて再考させられる一冊となりました。
14:49〜 古典コテン「梟鳴く」杉田久女
27:42〜 感想回
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14:49〜 古典コテン「梟鳴く」杉田久女
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2015年6月2日火曜日
2015.6.2 「魔術はささやく」宮部みゆき
巨匠、宮部みゆきの初期の作品を紹介します。殺人事件のミッシングリンク、社会問題と家族愛、少年の成長物語と、さまざまな醍醐味を併せ持つ本作。タナカは、人より秀でている「何か」を持つ少年が、善と悪とに触れながら自分なりの正義を見いだそうとする姿に心うたれます。宮部みゆきらしさ満載の名作をお楽しみください。
7:33〜 妄想族「マッド・リングイスト」
21:44〜 紹介回
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7:33〜 妄想族「マッド・リングイスト」
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2015年5月26日火曜日
2015.5.26 人が死ぬのは悲しい 〜「RED」の感想から〜
「悲しいんだよね、この人の死に方がさあ」としみじみ語るナリタ。多くの人々の生き様、そして死に様を描ききった本作。命が小さく、安く、もろい時代だからこそ、光を放つ出会いが生まれるのかもしれません。
そして、先週に引き続きコーナーでは新しい試みが続けられています。お楽しみに!
13:49〜 妄想族「マンダラートやってみました」
49:49〜 感想回
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タナカマンダラート
ナリタマンダラート
そして、先週に引き続きコーナーでは新しい試みが続けられています。お楽しみに!
13:49〜 妄想族「マンダラートやってみました」
49:49〜 感想回
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タナカマンダラート
ナリタマンダラート
2015年5月19日火曜日
2015.5.19 「RED」村枝賢一
ホンタナ初の西部劇を取り上げます。舞台は18世紀末のアメリカ西部。とある少数部族が「ブルー小隊」に殺戮されたところから物語は始まります。復讐のために生きる男、死に場所を失った男、生きるために殺す男…。肌の色も生き方も異なる男たち、そして女たちが、銃をたずさえ相見えるは不毛の荒野。大長編西部群像劇をお楽しみください。
そして、あの迷コーナーにも新たな動きが?!
17:35〜 妄想族「ナリタの提案」
32:50〜 紹介回
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そして、あの迷コーナーにも新たな動きが?!
17:35〜 妄想族「ナリタの提案」
32:50〜 紹介回
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2015年5月12日火曜日
2015.5.12 科学者のぶれない軸 〜「インターステラー」の感想から〜
「面白かった!」久しぶりに明快なナリタの反応を得てホッとするタナカ。科学者らしいスタンス、衝突、そして欺瞞が描かれ、前回紹介作とは真逆の「誰も嫌な人がいない」とナリタも大絶賛。細部に宿った神々がついにホンタナにも微笑みます(?)。
24:50〜 古典コテン「西洋の丁稚」「日本の小僧」三遊亭円朝
35:55〜 感想回
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24:50〜 古典コテン「西洋の丁稚」「日本の小僧」三遊亭円朝
35:55〜 感想回
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2015年5月5日火曜日
2015.5.5 「インターステラー」クリストファー・ノーラン
クリストファー・ノーラン監督の最新SF作品を紹介します。ナリタの指摘する「SFにおける科学者のうさんくささ」に対し、タナカは満を持して「この科学者たちはどうか」と問いかけます。人類の危機を目前にした父親は子供達を救うためふたたび宇宙へと身を投じる、という、ありがちな展開にも関わらず、タナカのSF映画ベスト1を射止めた本作。壮大な宇宙絵巻をお楽しみください。
13:25〜 ホンタナ的ライフハック
40:35〜 紹介回
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13:25〜 ホンタナ的ライフハック
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2015年4月28日火曜日
2015.4.28 正義感の省略 〜「Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!」の感想から〜
「俺が納得できる人は一人として登場していなかった!!」叫ぶナリタ、「マトモって何だい?!」吠えるタナカ、二人の正義感が真っ向から対立します。倫理的におかしい言動をさしおいてハッピーエンドを迎えることが真のハッピーエンドなのだろうか?面白ければコメディはそれでいいのか?Mr. ビーンはホンタナの二人をも騒動へと巻き込みます!
14:22〜 古典コテン「小説家たらんとする青年に与う」菊池寛
28:49〜 感想回
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14:22〜 古典コテン「小説家たらんとする青年に与う」菊池寛
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2015年4月21日火曜日
2015.4.20 「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」スティーヴ・ベンデラック
イギリスの大人気コメディ番組「Mr. ビーン」の映画第二作目を紹介します。コミカルな動きや表情で笑いを誘うTVシリーズですが、今回はイギリスを飛び出してフランスはカンヌへの珍道中が描かれます。言葉も文化も異なる世界でビーンが問題にならないわけがない!しかしながら、タナカはそんな破天荒な彼に自分自身の姿を重ねます。最高のハッピーエンドに向けて、ビーンの旅が今、始まります!
11:25〜 解説の解説「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾
21:39〜 紹介回
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11:25〜 解説の解説「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾
21:39〜 紹介回
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2015年4月14日火曜日
2015.4.14 謎にもたせる最適幅とは 〜「カクレカラクリ」の感想から〜
タナカとナリタが噛み合いません!トリックそのものの成り立ちに焦点を当てた作品の魅力を語るタナカと、そのトリックの完成度に疑問を持つナリタ。ミステリに不可欠な「謎」そのものが謎につつまれていることのメリットとデメリットをあぶりだしながら、トリックを楽しむ難しさを実感する回となりました。うーん、やっぱりミステリは奥が深い!
12:06〜 妄想族「ミステリと擬人化」
38:28〜 感想回
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12:06〜 妄想族「ミステリと擬人化」
38:28〜 感想回
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2015年4月6日月曜日
2015.4.7 「カクレカラクリ」森博嗣
ミステリの巨匠、森博嗣の作品をついに取り上げます!トリックが命の本格推理小説ではありますが、トリックに命を吹き込んだ作品は案外少ないのかもしれません。人が仕掛ける「カラクリ」は、なぜ、どのように作られるのか。そしてそれは何のために解き明かされるのか。数々の名シリーズを打ち出してきた著者の、異色単発作品です。
12:00〜 妄想族「現実的な宇宙戦争」
31:50〜 感想回
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12:00〜 妄想族「現実的な宇宙戦争」
31:50〜 感想回
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