マンガという媒体ならではのサスペンスを堪能したナリタ。冒頭の一コマ、さらにタイトルまでも伏線となる内容はさすが「カイジ」の福本サスペンス、さらに疑心暗鬼に震える表情が冴え渡るかわぐちテイストが唯一無二の迫力を生み出します。タナカとナリタはこの物語をあえて実写化するなら誰かという話題で盛り上がります。
17:40〜 ホンタナBiz「里山資本主義」藻谷浩介・NHK広島取材班
30:23〜 感想回
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2016年11月29日火曜日
2016年11月22日火曜日
2016.11.22 「告白 コンフェッション」福本伸行・かわぐちかいじ
「カイジ」の福本伸行、「ジパング」のかわぐちかいじ、豪華共作!雪の山荘(避難小屋)を舞台に、男二人が繰り広げるサスペンスをご紹介します。雪山という極限状態の中、ある"罪の告白"をした男と、それを聞いてしまった男。二人は避難小屋の中、救助が来るまで一晩を過ごさなければなりません。深まる疑惑、錯綜する思惑、そして臨界点を超えた男達の結末は?!濃密かつ疾走感あふれる一巻読み切り作をお楽しみください。
10:14〜 ホンタナBiz「共感力」平野秀典
30:50〜 紹介回
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10:14〜 ホンタナBiz「共感力」平野秀典
30:50〜 紹介回
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2016年11月14日月曜日
2016.11.15 旅人ナリタの夜明けは近い 〜「旅する人」の感想から〜
「気が楽になった」と新しい旅の視点を得たナリタ。一昔前の日本人的な「どこか見て回らなければならない」旅を離れ、旅先であっても自分の興味のあることをやる、いつもの自分でいる、という旅もあるのだとナリタは気づかされます。玉サンによる旅のスライドショーがホンタナに新しい1ページを書き加えます!
9:32〜 ホンタナ的ライフハック(?)「いわゆるフロス」
20:27〜 感想回
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9:32〜 ホンタナ的ライフハック(?)「いわゆるフロス」
20:27〜 感想回
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2016年11月8日火曜日
2016.11.8 「旅する人」玉村豊男
出張が多く個人旅行が減ったタナカ、家族旅行に行く頻度が増えたナリタ。ふたりの旅のスタイルは変わりつつありますが、新しい価値観をもたらす「旅」の魅力は尽きません。今回は旅の大先輩、玉サンこと玉村豊男が若き放浪を綴ったエッセイを紹介します。食や料理に興味を抱くきっかけや、異文化への憧憬と畏怖が満載の、机上旅行にうってつけの一冊です。
11:05〜 ホンタナ的ライフハック「iPhoneのケース」
20:30〜 紹介回
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11:05〜 ホンタナ的ライフハック「iPhoneのケース」
20:30〜 紹介回
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2016年11月1日火曜日
2016.11.1 もりあがりさがし 〜「ナマコ」の感想から〜
もりあがり所がいまひとつ良くわからない作品に戸惑うナリタ。しかしながら疾走感はある文体で、かつハラハラする場面もタナカとナリタとで異なるという、摩訶不思議な作品の前に立ち尽くす二人。ナマコの魅力とシー"ナマコ"トの奥深さに気づかされる感想回となりました。
8:28〜 ホンタナBiz「NHKスペシャル『MONEY WORLD 資本主義の未来』」
18:29〜 感想回
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8:28〜 ホンタナBiz「NHKスペシャル『MONEY WORLD 資本主義の未来』」
18:29〜 感想回
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2016年10月25日火曜日
2016.10.25 「ナマコ」椎名誠
今年のシー"ナマコ"ト作品を紹介します。ナマコを求めてさすらう男たちの物語…。怪しくも意味不明なテーマですが、タナカはこの物語を書き上げる著者の「連想力」に着目します。個々の出来事の元となる「著者の原体験」は、シーナファンならおおよそ検討のつくものではありますが、それが「ナマコ」話に組み込まれるとまた別の怪しさを帯びてきます。自らを「乱造作家」と呼ぶほどの多作っぷりの秘密が垣間見える作品です。
13:39〜 古典コテン「愛するということ」エーリッヒ・フロム
27:56〜 紹介回
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13:39〜 古典コテン「愛するということ」エーリッヒ・フロム
27:56〜 紹介回
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2016年10月18日火曜日
2016.10.18 許されるホラー・許されざるホラー 〜「死霊館」の感想から〜
ホラーとしての恐怖をしっかり堪能したナリタ。来るぞクルゾ…キターーー!という展開は、ホラーでは見る側も作る側も避けては通れない道です。しかしながら、その恐怖の後の反応は快と不快とに二分されます。許される、愛される「ホラー」とは何なのか?魅せ方と見方の奥深さを考察します。
7:50〜 ホンタナBiz「マーケティングの講習」
28:36〜 紹介回
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7:50〜 ホンタナBiz「マーケティングの講習」
28:36〜 紹介回
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2016年10月11日火曜日
2016.10.11 「死霊館」ジェームズ・ワン
珍しくド直球のホラー作品を紹介します。実在する超常現象研究家、エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が扱ってきた様々なケースの中でも「最も恐ろしい事例」を実写化した本作。ホラーが好きなタナカですが、血がドバー!とか来るぞ来るぞギャー!とかは苦手なので、人が死なない本作はそんな方々にもオススメです。とはいえ「SAW」の監督らしく、一筋縄ではいかない美しくも恐ろしい演出には舌を巻きます。続編・スピンオフも気になるホラー新名作です!
19:58〜 メール紹介コーナー「シン・ゴジラ見ました!」
35:03〜 紹介回
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19:58〜 メール紹介コーナー「シン・ゴジラ見ました!」
35:03〜 紹介回
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2016年10月4日火曜日
2016.10.4 物語を押しつけるな 〜「美しい距離」の感想から〜
ナリタはこの物語に激しく共感します。主人公夫婦に、勝手に思い描いた”物語”を、土足で無自覚に押し付けようとする周囲の人々…このうっとうしい、苛立たしい存在をどう考えればよいのか。夫婦の距離が美しいほどに、口さがない人たちの挙動が目に余ります。つらい状況にある友人知人に対し、自分がそうならないように戒められる感想回です。
10:24〜 ホンテナンス「HPメンテの中間報告」
17:57〜 感想回
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10:24〜 ホンテナンス「HPメンテの中間報告」
17:57〜 感想回
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2016年9月27日火曜日
2016.9.27 「美しい距離」山崎ナオコーラ
夏休み明け一発目は、「かわいい夫」に続く今年二作目の山崎ナオコーラ作品です。同じく夫婦の世界が描かれますが、本作は比較的若く死にゆく妻とそれを看取る夫、そしてその周囲の人々の物語です。ナオコーラ作品らしく個人が個人を尊重しあう夫婦ですが、「死」によってふたりの距離は絶対的に遠ざかります。それが悲しく、苦しいことであることは想像に難くないですが、「死」を隔てても美しい距離とはどのようなものか。短いながらもタナカは本作にひとつの救いを見いだします。
12:27〜 ホンテナンス「ホンタナのHPが移転します!」
25:26〜 紹介回
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12:27〜 ホンテナンス「ホンタナのHPが移転します!」
25:26〜 紹介回
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2016年9月13日火曜日
2016年9月6日火曜日
2016.9.6 おかえりなさいが待っている 〜「寄生獣」の感想から〜
八巻が物語のピークだと感じたタナカに対し、ナリタはやはりクライマックスは九巻十巻との印象を持ちます。人間を喰いものにする「寄生生物」の一人、田宮良子の最期の行動の意味するものとは。主人公と共生する「ミギー」すらも判別できなかった田宮の”感情”とは何か。人外の生命体が考える「人間らしさ」について思いを馳せる回となりました。
10:40〜 ホンタナBiz 「田舎のパン屋が見つけた『腐る経済』」渡邉格
19:53〜 感想回
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10:40〜 ホンタナBiz 「田舎のパン屋が見つけた『腐る経済』」渡邉格
19:53〜 感想回
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2016年8月30日火曜日
2016.8.30 「寄生獣」岩明均
超有名作品ですがあえて紹介します。ある日突然現れた寄生生物による、人間社会への侵略と適応を独特のグロ描写で描き出す本作。大ボス裏ボスとの対決にいたる主人公と相棒「ミギー」の成長も見応えがありますが、タナカはむしろボスとの対決直前のあるシーンがクライマックスだと感じます。「”我々”とは何者か」「”我々はどこから来て、どこへ行くのか」を、人間以外の生命が考えるとどうなるか?再読による新たな発見に挑戦します。
14:44〜 ホンタナ的ライフハック「ほぼ日講演:ケリー&ジェイン・マクゴニガルさん」(http://www.1101.com/mcgonigal/)
32:20〜 紹介回
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14:44〜 ホンタナ的ライフハック「ほぼ日講演:ケリー&ジェイン・マクゴニガルさん」(http://www.1101.com/mcgonigal/)
32:20〜 紹介回
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2016年8月23日火曜日
2016.8.23 「言語の科学」を読んでみたスペシャル
我らのナリタによる初訳本、「言語の科学」が世に出てはや三ヶ月ー。
タナカは読んでいた!一回読み終わったが再読を続けていた!世の夏休みが終わろうとする今、俺たちの夏が終わるその前に、読んだ成果をここで示さねばならぬ。しかし対するはナリタは言語学界きっての新進気鋭の研究者であり、生半可な感想では太刀打ちできぬ。ならば…あいつらを召還するしかない?!
そんなタナカの素人質問攻撃にも、ナリタ先生は辛抱強くかつ真面目に回答・解説してくれました。タナカの解釈メモも恥ずかしげもなく公開し、「言語の科学」の面白さに迫る緊急スペシャル回をお楽しみください!
14:28〜 タナカによる生成文法の解釈
49:05〜 質問コーナー
1:15:14〜 概念に関するあれこれ
1:40:04〜 ナリタ先生の研究について
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タナカは読んでいた!一回読み終わったが再読を続けていた!世の夏休みが終わろうとする今、俺たちの夏が終わるその前に、読んだ成果をここで示さねばならぬ。しかし対するはナリタは言語学界きっての新進気鋭の研究者であり、生半可な感想では太刀打ちできぬ。ならば…あいつらを召還するしかない?!
そんなタナカの素人質問攻撃にも、ナリタ先生は辛抱強くかつ真面目に回答・解説してくれました。タナカの解釈メモも恥ずかしげもなく公開し、「言語の科学」の面白さに迫る緊急スペシャル回をお楽しみください!
14:28〜 タナカによる生成文法の解釈
49:05〜 質問コーナー
1:15:14〜 概念に関するあれこれ
1:40:04〜 ナリタ先生の研究について
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2016年8月16日火曜日
2016.8.16 ミステリのアートとデザイン 〜「メルカトルと美袋のための殺人」の感想から〜
「探偵たるもの」の常識を覆す”銘”探偵メルカトル鮎。ミステリ愛読者にとっては奇異に感じる彼の言動も、ナリタにはこれといって不可思議には感じられません。実験的な問題作を生み出す著者の姿勢を、ナリタはアートとデザイン、哲学と実学との対比を用いて解釈しようと試みます。ミステリイノセント・ナリタによる率直な感想回です!
17:24〜 ホンタナBiz「モンベル七つの決断 アウトドアビジネスの舞台裏」辰野勇
31:52〜 感想回
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17:24〜 ホンタナBiz「モンベル七つの決断 アウトドアビジネスの舞台裏」辰野勇
31:52〜 感想回
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2016年8月9日火曜日
2016.8.9 「メルカトルと美袋のための殺人」麻耶雄嵩
久しぶりにミステリ作品を紹介します!"銘"探偵「メルカトル鮎」が手がける事件は、どれもが難問、奇問。それを快刀乱麻を断つごとくに終わらせる探偵の手腕たるや…おい!それでいいのか?!という反則スレスレ。それでもミステリの持つ醍醐味が十二分に発揮されているのが憎らしい。そもそもミステリに求めていたものは何だったのか、と自問自答せざるを得ない珠玉の短編集をお楽しみください。
14:09〜 ホンタナBiz「絶望の国の幸福な若者たち」古市憲寿
27:55〜 感想回
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14:09〜 ホンタナBiz「絶望の国の幸福な若者たち」古市憲寿
27:55〜 感想回
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2016年8月2日火曜日
2016.8.2 腑の落としどころを探る 〜「宇宙は何でできているか」の感想から〜
同じ科学者として、難しい内容をかみくだいて表現する姿勢に感銘を受けたナリタ。今昔の天才たちがひらめいたであろう「直感」を、人類が共有できる「科学」に落とし込むことは並大抵のことではないはず。腑に落ちない遠い宇宙の様々な現象を探ることが、日々の豊かさにつながっていることに気づかされる一冊です。
そんな中、なんと「ビッグバンの前にはもうひとつの『古い宇宙』があった」との報告がありました!いやーこれだから宇宙は面白い!!
18:48〜 ホンタナBiz「『消費』をやめる」平川克美
37:50〜 感想回
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そんな中、なんと「ビッグバンの前にはもうひとつの『古い宇宙』があった」との報告がありました!いやーこれだから宇宙は面白い!!
18:48〜 ホンタナBiz「『消費』をやめる」平川克美
37:50〜 感想回
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2016年7月26日火曜日
2016.7.26 「宇宙は何でできているか」村山斉
夏の夜をさらに楽しくする一冊を紹介します。これまでも宇宙関連の作品を多く紹介してきたホンタナですが、本作はそれらのエンタメを理解する上で必要な宇宙科学の知見を大変分かりやすく説明しています。しかし!最先端の科学は凡人には理解しがたく、本作はそのへんも妥協せずにしっかりと説明してくれますので、心して読み進めなければなりません。難解、でも面白い!という知的好奇心を十二分に満たしてくれる一冊です。
12:14〜 ホンタナ的ライフハック「ズームノート」
22:54〜 紹介回
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12:14〜 ホンタナ的ライフハック「ズームノート」
22:54〜 紹介回
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2016年7月6日水曜日
Add書き −「クール・ランニング」関連−
子供の頃、とにかく映画といえばテレビで見るものだった。
金曜の「金曜ロードショー」水野晴郎、
土曜の「ゴールデン洋画劇場」高島忠夫、そして
日曜は「日曜洋画劇場」淀川長治。
なんとなく、金曜は全年齢向け、土曜はちょっと大人め、日曜は名作、といった
イメージがある。それぞれの解説がまたいい味を出していた。うーん懐古。
(「木曜洋画劇場」木村奈保子はマニアックでやや敬遠していた)
しかし悲しい思い出もある。
いつだったか定かではないが、その日は「ターミナル・ベロシティ」を見るべく
昼から心躍らせて学校から帰ってきたのだ。
チャーリー・シーンを普通にかっこいい人と思っていた頃である。
いざ9時になり、テレビをつけると、まだ野球中継をやっていた。
「延長戦のため、映画は9:30より放送いたします…」
ちっ、と思いつつ、30分わくわくしながら待った。
そしてまたテレビをつけると、まだ野球がやっていた。
「延長戦のため、映画は10:00より…」
まじかよー!終了するころは12時かよ!と思いながら悶々と待った。
そして10時になり、おそるおそるテレビをつけると、
「延長戦のため、映画は日にちを変更して来週お届け致します…」
なにか、今で言うクライマックスシリーズのような重要な試合だったために
いつもなら途中で切られる野球がその時だけは最後まで放送されていたのだと思う。
野球業界とテレビ業界との醜い癒着、映画を蔑ろにする浅はかな倫理観、
視聴率第一主義、終了時間すら決められていないスポーツ、裏切り、憎しみ、etc...
映画少年だった僕がテレビ業界の闇を垣間見た出来事であった。
思い出してもムカムカしてくるなあ。
今ではテレビでリアルタイムに映画を見ることは皆無になってしまった。
スポーツ中継は今も映画開始時間を押しやっているのだろうか。
映画館に行けない、ネットも使えない若い映画ファンたちよ!
編成を憎んでスポーツを憎まず。
「クールランニング」を見てスポーツの楽しみを思い直すのがいいですよ。
金曜の「金曜ロードショー」水野晴郎、
土曜の「ゴールデン洋画劇場」高島忠夫、そして
日曜は「日曜洋画劇場」淀川長治。
なんとなく、金曜は全年齢向け、土曜はちょっと大人め、日曜は名作、といった
イメージがある。それぞれの解説がまたいい味を出していた。うーん懐古。
(「木曜洋画劇場」木村奈保子はマニアックでやや敬遠していた)
しかし悲しい思い出もある。
いつだったか定かではないが、その日は「ターミナル・ベロシティ」を見るべく
昼から心躍らせて学校から帰ってきたのだ。
チャーリー・シーンを普通にかっこいい人と思っていた頃である。
いざ9時になり、テレビをつけると、まだ野球中継をやっていた。
「延長戦のため、映画は9:30より放送いたします…」
ちっ、と思いつつ、30分わくわくしながら待った。
そしてまたテレビをつけると、まだ野球がやっていた。
「延長戦のため、映画は10:00より…」
まじかよー!終了するころは12時かよ!と思いながら悶々と待った。
そして10時になり、おそるおそるテレビをつけると、
「延長戦のため、映画は日にちを変更して来週お届け致します…」
なにか、今で言うクライマックスシリーズのような重要な試合だったために
いつもなら途中で切られる野球がその時だけは最後まで放送されていたのだと思う。
野球業界とテレビ業界との醜い癒着、映画を蔑ろにする浅はかな倫理観、
視聴率第一主義、終了時間すら決められていないスポーツ、裏切り、憎しみ、etc...
映画少年だった僕がテレビ業界の闇を垣間見た出来事であった。
思い出してもムカムカしてくるなあ。
今ではテレビでリアルタイムに映画を見ることは皆無になってしまった。
スポーツ中継は今も映画開始時間を押しやっているのだろうか。
映画館に行けない、ネットも使えない若い映画ファンたちよ!
編成を憎んでスポーツを憎まず。
「クールランニング」を見てスポーツの楽しみを思い直すのがいいですよ。
2016年7月5日火曜日
2016.7.5 フォーエバー金ロー 〜「クール・ランニング」の感想から〜
サクッと見られることに満足するナリタ。大きなひねりもなく、山積みの問題はラッキーにも解決され、なんだかんだあって最後は感動する、という、まさに金曜ロードショーで放送するために生まれてきたような本作。これを深読みするのは野暮というものでしょう。したがって感想回もサクッとまとまったわけです、そうなんです。
7:42〜 古典コテン「遊星からの物体X」ジョン・カーペンター
17:23〜 感想回
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7:42〜 古典コテン「遊星からの物体X」ジョン・カーペンター
17:23〜 感想回
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2016年7月4日月曜日
2016年6月28日火曜日
2016.6.28 「クール・ランニング」ジョン・タートルトープ
※今回も部分的に聞き取りづらい箇所があります。度々大変申し訳ありませんが、ご容赦願います。
蒸し暑くなってきましたね。今回は暑い国から寒い国を目指して熱い物語をクールに繰り広げる映画を紹介します。ジャマイカから初めて冬期オリンピックに出場したボブスレーチームの実話をもとにした物語。「勝つ」以前に「出る」ことを目指して孤軍奮闘する姿はおかしくも健気で、スポーツの持つ本質的な大切さを思い出させます。懐かしき金曜ロードショーでおなじみの名作、お楽しみください!
13:57〜 ホンタナBiz「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」岩崎夏海
23:42〜 紹介回
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蒸し暑くなってきましたね。今回は暑い国から寒い国を目指して熱い物語をクールに繰り広げる映画を紹介します。ジャマイカから初めて冬期オリンピックに出場したボブスレーチームの実話をもとにした物語。「勝つ」以前に「出る」ことを目指して孤軍奮闘する姿はおかしくも健気で、スポーツの持つ本質的な大切さを思い出させます。懐かしき金曜ロードショーでおなじみの名作、お楽しみください!
13:57〜 ホンタナBiz「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」岩崎夏海
23:42〜 紹介回
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2016年6月21日火曜日
2016.6.21 人の山行に文句を言うべからず 〜「山と食欲と私」の感想から〜
※今回も一部、音声が聞きづらい箇所があります。目下原因究明に取り組んでおりますので、今しばらくご辛抱願います。
13:10〜 ホンタナ的ライフハック「iPad Pro と Apple Pencil買っちゃいました」
23:40〜 感想回
2016年6月14日火曜日
2016.6.14 「山と食欲と私」信濃川日出雄
※今回も一部音声が聞き取りにくい箇所があります。大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。
昨年突如としてアウトドア活動を再開し周囲を驚かせたナリタ。そんな彼をさらにこちら側へと引きずり込むべく、タナカは今年も山関係の作品を紹介します!「単独登山女子」を自称する会社員・日比野鮎美が、ブームに踊らされることなく、自分に合ったペースと山行を楽しむ姿が大変うらやましい!山登り「あるある」も満載で、ビギナーから熟練者まで楽しんでもらえる作品です。
10:35〜 古典コテン「蟹工船」小林多喜二
20:45〜 紹介回
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昨年突如としてアウトドア活動を再開し周囲を驚かせたナリタ。そんな彼をさらにこちら側へと引きずり込むべく、タナカは今年も山関係の作品を紹介します!「単独登山女子」を自称する会社員・日比野鮎美が、ブームに踊らされることなく、自分に合ったペースと山行を楽しむ姿が大変うらやましい!山登り「あるある」も満載で、ビギナーから熟練者まで楽しんでもらえる作品です。
10:35〜 古典コテン「蟹工船」小林多喜二
20:45〜 紹介回
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2016年6月7日火曜日
2016.6.7 ユニバーサル・ストーリー 〜「寡黙な死骸 みだらな弔い」の感想から〜
※コーナー・感想回が一部聞きづらい音声となっております。大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。
死者と語り合う、洞窟に刻まれた文字を読み解く、といった、独特の表現で紡ぎだされる小川作品。本作も例にもれずナリタを圧倒します。より物語の深淵を覗き込もうとする姿勢は、人類が共通して持つ「物語」へのアプローチなのでは?学者ナリタは自身の研究内容(と宣伝)もふまえて持論を展開します。
11:15〜 ホンタナ的ライフハック「翻訳草稿執筆に要した時間はいかほどなりや?」
21:00〜 感想回
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死者と語り合う、洞窟に刻まれた文字を読み解く、といった、独特の表現で紡ぎだされる小川作品。本作も例にもれずナリタを圧倒します。より物語の深淵を覗き込もうとする姿勢は、人類が共通して持つ「物語」へのアプローチなのでは?学者ナリタは自身の研究内容(と宣伝)もふまえて持論を展開します。
11:15〜 ホンタナ的ライフハック「翻訳草稿執筆に要した時間はいかほどなりや?」
21:00〜 感想回
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2016年5月31日火曜日
2016.5.31 「寡黙な死骸 みだらな弔い」小川洋子
タナカルールに基づいて、小川洋子作品、今年の一本を紹介させていただきます。失われる記憶、子供のまま止まった身長など、欠落を抱えて生きる人が多く描かれる小川作品。この短編集は、物語の欠落が次の物語へのつながりを作り、大きな世界を映し出します。タナカは”失われること”が”完璧な世界”を否定しない作風に救いを見いだすのですがー。新コーナーも登場します!
10:23〜 新コーナー Bizzホンタナ「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何か生み出せるか」
26:12〜 紹介回
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10:23〜 新コーナー Bizzホンタナ「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何か生み出せるか」
26:12〜 紹介回
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2016年5月24日火曜日
2016.5.24 かわいいは作れる(CanCanではない) 〜「かわいい夫」の感想から〜
特報!われらがナリタ氏の翻訳本がついにリリースです!詳しくはリンクをクリック!
さてその著者かつかわいい夫の感想回です。「愛するということを人任せにしない」著者の姿勢は、どこかで見たことがあると思ったらアドラーの教えだった!教えられずとも実生活で実践できていることにナリタとタナカは驚きますが、ここから新たな課題と疑問も生まれ?!ホンタナに新たな1ページが加わる回となりました、お聴き逃しなく!
2:18〜 新コーナー「私も出版してみました」
13:34〜 感想回
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さてその著者かつかわいい夫の感想回です。「愛するということを人任せにしない」著者の姿勢は、どこかで見たことがあると思ったらアドラーの教えだった!教えられずとも実生活で実践できていることにナリタとタナカは驚きますが、ここから新たな課題と疑問も生まれ?!ホンタナに新たな1ページが加わる回となりました、お聴き逃しなく!
2:18〜 新コーナー「私も出版してみました」
13:34〜 感想回
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2016年5月17日火曜日
2016.5.17 「かわいい夫」山崎ナオコーラ
「人のセックスを笑うな」の著者のエッセイ集を紹介します。家族や社会、そして自分自身のあり方について、日常のささいな出来事を交えながら書き出される小編たち。平易かつ親しみやすい文体でありながら、時に目を見開かれるような表現力にタナカは感銘を受けます。なんとも優しい表題とイラストですが、決して夫婦のノロケ話ではありません。「かわいい夫」のナリタの反応やいかに?!
0:00〜 フリートーク 池澤夏樹トークショー
14:55〜 古典コテン「幸福論」ラッセル
23:56〜 紹介回
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0:00〜 フリートーク 池澤夏樹トークショー
14:55〜 古典コテン「幸福論」ラッセル
23:56〜 紹介回
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2016年5月10日火曜日
2016.5.10 6周年突入記念!幸せになる勇気スペシャル
GW明けはホンタナアニバーサリーでスタート!今年の題材はアドラー心理学解説本の続編「幸せになる勇気」。前作「嫌われる勇気」をオススメしてくれたザキさんこと篠崎さんをゲストにお迎えし、仕事、家族、学問、そして個人に向けられたアドラーの教えについて語り合います。そのテーマとなるのが”愛”…そう、愛なのです。男鼎談で議論される”愛”の形とは一体どのようなものなのか?アラサー最外圏の今だからこそ言いたいことが出まくりの回、お楽しみください!
3:20〜 ゲスト登場
14:13〜 「幸せになる勇気」の紹介
43:14〜 「褒めるな叱るな」は現実的か?
1:25:35〜「課題の分離」は言い訳なのか?
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3:20〜 ゲスト登場
14:13〜 「幸せになる勇気」の紹介
43:14〜 「褒めるな叱るな」は現実的か?
1:25:35〜「課題の分離」は言い訳なのか?
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2016年5月3日火曜日
2016.5.3 大人になっても伝えたいこと 〜「君に届け(映画)」の感想から〜
あまりにも若々しく純真な友情・恋愛模様に心を動かされ、やや安心したナリタ。大人になり、便利な謙遜と卑下とをないまぜにしがちな昨今、向こう見ずな誠実さを行動に起こすことの難しさと大切さを再認識する作品となりました。いつになっても、こういうことを思い出せる人生でいたいものです(しみじみ)。
13:13〜 解説の解説「絵で見る英語3 / I.A. リチャーズ、クリスティン・ギブソン」
27:56〜 感想回
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