2014年4月29日火曜日

2014.4.29 プラカードは掲げない 〜「物語の役割」の感想から〜

「とても救われる内容」と感銘を受けたナリタ。テーマや人生経験が物語の基本ならば、それらが伴わない物語は駄作なのだろうか?一度でも物語を作ろうとした人が必ず直面する壁を前に、著者は明朗かつ自然な創作スタイルを提示します。コーナーも含め作品の作り方に関して盛り上がった回になりました。

17:33〜 スクラッチブック「論理哲学論考」ウィトゲンシュタイン
53:18〜 感想回
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2014年4月22日火曜日

2014.4.22 「物語の役割」小川洋子

タナカのマイブーム、小川洋子作品の中から講演集を取り上げます。「物語を作るということは死者と会話するようなもの」といった自身の創作スタイルから、名著『博士の愛した数式』の裏話、はたまた幼少期に初めて作った物語について取り上げながら、人がなぜ物語を必要とするのかについて語られています。小川作品のみならず、物語が好きな人におすすめしたい一冊です。

32:40〜 スクラッチブック
47:40〜 紹介回
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2014年4月15日火曜日

2014.4.15 夢に手を伸ばすということ 〜「入神」の感想から〜

つたない画力(失礼!)ながら碁にかける情熱をあますことなく注ぎ込んだ本作は、もうひとつの「匣の中の失楽」と言えるのかもしれません。著者自身の作品への取り組み方、登場人物の碁に対する姿勢など、ひとりの人がひとつの夢を極めようとしている姿にナリタは感銘を受けます。
そして引き続き3周年スペシャル企画についてもふたたびお知らせします!

18:59〜 古典コテン(「人間失格」太宰治)
37:20〜 感想回
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2014年4月8日火曜日

2014.4.8 「入神」竹本健治

今回は熟練小説家竹本健治による異色のマンガ作品をご紹介したいと思います。小説家になる前は全くのマンガ家志望青年であり、小説家としてデビューした後もマンガ執筆に憧れを抱き続けてきたという竹本氏が、21年の小説家人生の果てに満を持してお送りするマンガ処女作のテーマは「囲碁」。竹本氏の夢の詰まった一冊をどうぞお楽しみください。今回は1ヶ月後に迫った3周年スペシャルの企画の一部発表とメッセージテーマ募集もしておりますのでどうぞお聴き逃しなく!

9:20〜 私も投稿してみました
21:00〜 紹介回
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2014年4月1日火曜日

2014.4.1 著者自身による解説 〜「空白を満たしなさい」の感想から〜

今回はネタ切れのためコーナーをお休みさせていただきます(すみません)。「分人」という概念についてナリタは興味は持ちつつも、小説と新書という二つのアプローチで迫ったスタイルに関して疑問を持ちます。実際に「分人」の概念も盛り込みながら、物語を楽しむ難しさと面白さに迫ります。

13:00〜 感想回
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