ホンタナ初の西部劇を取り上げます。舞台は18世紀末のアメリカ西部。とある少数部族が「ブルー小隊」に殺戮されたところから物語は始まります。復讐のために生きる男、死に場所を失った男、生きるために殺す男…。肌の色も生き方も異なる男たち、そして女たちが、銃をたずさえ相見えるは不毛の荒野。大長編西部群像劇をお楽しみください。
そして、あの迷コーナーにも新たな動きが?!
17:35〜 妄想族「ナリタの提案」
32:50〜 紹介回
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2015年5月19日火曜日
2015年5月12日火曜日
2015.5.12 科学者のぶれない軸 〜「インターステラー」の感想から〜
「面白かった!」久しぶりに明快なナリタの反応を得てホッとするタナカ。科学者らしいスタンス、衝突、そして欺瞞が描かれ、前回紹介作とは真逆の「誰も嫌な人がいない」とナリタも大絶賛。細部に宿った神々がついにホンタナにも微笑みます(?)。
24:50〜 古典コテン「西洋の丁稚」「日本の小僧」三遊亭円朝
35:55〜 感想回
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24:50〜 古典コテン「西洋の丁稚」「日本の小僧」三遊亭円朝
35:55〜 感想回
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2015年5月5日火曜日
2015.5.5 「インターステラー」クリストファー・ノーラン
クリストファー・ノーラン監督の最新SF作品を紹介します。ナリタの指摘する「SFにおける科学者のうさんくささ」に対し、タナカは満を持して「この科学者たちはどうか」と問いかけます。人類の危機を目前にした父親は子供達を救うためふたたび宇宙へと身を投じる、という、ありがちな展開にも関わらず、タナカのSF映画ベスト1を射止めた本作。壮大な宇宙絵巻をお楽しみください。
13:25〜 ホンタナ的ライフハック
40:35〜 紹介回
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13:25〜 ホンタナ的ライフハック
40:35〜 紹介回
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2015年4月28日火曜日
2015.4.28 正義感の省略 〜「Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!」の感想から〜
「俺が納得できる人は一人として登場していなかった!!」叫ぶナリタ、「マトモって何だい?!」吠えるタナカ、二人の正義感が真っ向から対立します。倫理的におかしい言動をさしおいてハッピーエンドを迎えることが真のハッピーエンドなのだろうか?面白ければコメディはそれでいいのか?Mr. ビーンはホンタナの二人をも騒動へと巻き込みます!
14:22〜 古典コテン「小説家たらんとする青年に与う」菊池寛
28:49〜 感想回
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14:22〜 古典コテン「小説家たらんとする青年に与う」菊池寛
28:49〜 感想回
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2015年4月21日火曜日
2015.4.20 「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」スティーヴ・ベンデラック
イギリスの大人気コメディ番組「Mr. ビーン」の映画第二作目を紹介します。コミカルな動きや表情で笑いを誘うTVシリーズですが、今回はイギリスを飛び出してフランスはカンヌへの珍道中が描かれます。言葉も文化も異なる世界でビーンが問題にならないわけがない!しかしながら、タナカはそんな破天荒な彼に自分自身の姿を重ねます。最高のハッピーエンドに向けて、ビーンの旅が今、始まります!
11:25〜 解説の解説「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾
21:39〜 紹介回
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11:25〜 解説の解説「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾
21:39〜 紹介回
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2015年4月14日火曜日
2015.4.14 謎にもたせる最適幅とは 〜「カクレカラクリ」の感想から〜
タナカとナリタが噛み合いません!トリックそのものの成り立ちに焦点を当てた作品の魅力を語るタナカと、そのトリックの完成度に疑問を持つナリタ。ミステリに不可欠な「謎」そのものが謎につつまれていることのメリットとデメリットをあぶりだしながら、トリックを楽しむ難しさを実感する回となりました。うーん、やっぱりミステリは奥が深い!
12:06〜 妄想族「ミステリと擬人化」
38:28〜 感想回
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12:06〜 妄想族「ミステリと擬人化」
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2015年4月6日月曜日
2015.4.7 「カクレカラクリ」森博嗣
ミステリの巨匠、森博嗣の作品をついに取り上げます!トリックが命の本格推理小説ではありますが、トリックに命を吹き込んだ作品は案外少ないのかもしれません。人が仕掛ける「カラクリ」は、なぜ、どのように作られるのか。そしてそれは何のために解き明かされるのか。数々の名シリーズを打ち出してきた著者の、異色単発作品です。
12:00〜 妄想族「現実的な宇宙戦争」
31:50〜 感想回
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12:00〜 妄想族「現実的な宇宙戦争」
31:50〜 感想回
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2015年3月31日火曜日
2015.3.31 木馬の時間 〜「旅の人、島の人」の感想から〜
親と子の島での新しい発見の日々、そして影のように寄り添う大震災の記憶。時の流れの一瞬のきらめきを詠むエッセイに考えさせられたナリタ。短い言葉の組み合わせで、人の生き死にをも描きうる「短歌」の魅力とは何か?分からなければ、やってみるしかない!ということでナリタ発の新コーナーも発足します。お楽しみに!
15:52〜 感想回+新コーナー
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15:52〜 感想回+新コーナー
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2015年3月24日火曜日
2015.3.24 「旅の人、島の人」俵万智
誰もが知るところの歌人、俵万智のエッセイ集をご紹介します。東日本大震災をきっかけに著者とその息子は石垣島へと移住しました。そこで遭遇する自然味あふれる経験をエッセイと短歌のコンビネーションで描き出す本作。著者の心の動きや短歌のもつ深みが読み手にも優しく届くことにタナカは感銘を受けます。そして息子さんのセンスにも脱帽!
16:18〜 妄想族「SFにおける科学者」
45:39〜 紹介回
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16:18〜 妄想族「SFにおける科学者」
45:39〜 紹介回
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2015年3月17日火曜日
2015.3.17 本棚に残る条件 〜「フィンランド・サガ」の感想から〜
案の定この作品に困惑を隠せないナリタ。面白くなりそうな片鱗を見せながら、やはり作品としては微妙の域を出ない内容は残念としか言いようがない。にもかかわらず、本断捨離を繰り返すタナカの本棚に残り続ける理由とは何か。物語にかけるタナカの嗜好がまたひとつ明らかになります。
13:40〜 古典コテン「非暴力」マハトマ・ガンジー
23:52〜 感想回
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13:40〜 古典コテン「非暴力」マハトマ・ガンジー
23:52〜 感想回
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2015年3月10日火曜日
2015.3.10 「フィンランド・サガ(性)」吉田貴司
フィンランドの風土を語る上で欠かせないサウナ。本作では、日本プロサウナチャンピオンがサウナで人々と時間を共にします。…そう、それだけなのです。フィンランドとサウナとの文化的考証や、悩める現代社会における癒しや、短編として洗練された物語展開など、本来ならオススメしたいポイントを全くスルーして、物語はただひたすら汗を流すだけ。いや、それこそが本来の「サウナ」なのか?人がサウナに入るのは「そこにサウナがあるから」なのか?考えれば考えるほど分からなくなる、異色作です。
23:38〜 古典コテン「茶の本」岡倉天心
34:35〜 紹介回
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23:38〜 古典コテン「茶の本」岡倉天心
34:35〜 紹介回
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2015年3月3日火曜日
2015.3.3 絶対妄想力 〜「原稿零枚日記」の感想から〜
「これは…かなわんわ!」とナリタが叫んだ!虚構と現実、彼岸と此岸を行き来する作品は多かれども、それらを結びつける本作の妄想力にナリタは打ちのめされます。非凡なる物語を生み出す原動力となる「事象と事象とを結ぶ力」は、いかにして生まれ、いかにして育まれるのか。小川作品の素晴らしくも恐ろしい妄想力の魅力について語ってみました。
12:37〜 古典コテン「書物を愛する道」柳田國男
20:57〜 感想回
2015年2月24日火曜日
2015.2.24 「原稿零枚日記」小川洋子
作家たるもの、人一倍の想像力ないし妄想力を駆使して物語を作り出すものだと思いますが、本作はその象徴とも呼べる作品ではないでしょうか。日記というにはあまりにも不可思議な出来事が描かれるにも関わらず、書けた原稿はあくまで零枚。日常と非日常との境界を越えてわきあがる心地よい不条理さをお楽しみください。
17:12〜 新コーナー「妄想族」
34:00〜 紹介回
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17:12〜 新コーナー「妄想族」
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2015年2月17日火曜日
2015.2.17 回収されない伏線 〜「かわいそうだね?」の感想から〜
新年早々お休みしてすみません、今週からまた飛ばしてまいります!
タナカが三度目の正直で衝撃を受けた本作に、ナリタもうならされます。しかしながら、収録作のひとつにナリタはどうしても気になる、でもネタバレになるから言えない点を見いだします。そこで今回はネタバレ感想回を別に用意し、より突っ込んだ議論を行いました。果たしてナリタの疑惑は解けるのか?!
10:30〜 ホンタナ式ライフハック「あれあれ貯金」
19:40〜 感想回
32:06〜 感想回(ネタバレ)
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タナカが三度目の正直で衝撃を受けた本作に、ナリタもうならされます。しかしながら、収録作のひとつにナリタはどうしても気になる、でもネタバレになるから言えない点を見いだします。そこで今回はネタバレ感想回を別に用意し、より突っ込んだ議論を行いました。果たしてナリタの疑惑は解けるのか?!
10:30〜 ホンタナ式ライフハック「あれあれ貯金」
19:40〜 感想回
32:06〜 感想回(ネタバレ)
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2015年2月3日火曜日
2015年1月27日火曜日
2015.1.27 「かわいそうだね?」綿矢りさ
2012年に大江健三郎賞を受賞した作品を紹介します。「かわいそう」という感情について躍動的な文体と多角的な情景描写で描きだす筆力にタナカは圧倒されます。忌避されがちな「かわいそう」をこれでもかと描き出す表題作に加え、これまた衝撃的な「亜美ちゃんはきれい」を含めた中編二作です。痛快かつ濃密な一冊をお楽しみください。
13:23〜 タイトリング!
24:24〜 紹介回
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13:23〜 タイトリング!
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2015年1月20日火曜日
2015.1.20 人と本との一期一会 〜「時計館の殺人」の感想から〜
中学生だったタナカを読書の世界へ誘った作品を堪能したナリタ。しかしながら、中学の頃と現在とでは、物語への面白く感じる度合いが違うことも実感します。そのときその人が求めている「物語」とは、二、三歩先で自分を手招きするような存在なのではないだろうか。人と本との出逢いの妙について語ってみました。
15:30〜 ホンタナ的ライフハック「エピソード記憶について」
37:50〜 感想回
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15:30〜 ホンタナ的ライフハック「エピソード記憶について」
37:50〜 感想回
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2015年1月13日火曜日
2015.1.13 「時計館の殺人」綾辻行人
新年一発目から、タナカ、飛ばします!新本格の大御所、綾辻行人の不朽の名作を今回は取り上げます。謎の建築家・中村青司が手がけた館には必ずある仕掛けがある、という「館シリーズ」。中でも本作は、そのスケール、トリック、雰囲気、構成、そして大どんでん返しと、すべての要素が絶妙かつ絶好の配置で組み合わされた、これぞ推理小説というべき作品です。タナカを小説の世界へ誘った、運命の一冊をお楽しみください。
そしてなんと!!我らがナリタ氏が処女作を上梓しました!!
専門書ではありますが、興味のある方はぜひポチっとな!!
19:14〜 古典コテン「パイドン 魂の不死について」プラトン
35:32〜 紹介回
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そしてなんと!!我らがナリタ氏が処女作を上梓しました!!
専門書ではありますが、興味のある方はぜひポチっとな!!
19:14〜 古典コテン「パイドン 魂の不死について」プラトン
35:32〜 紹介回
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2015年1月6日火曜日
2015.1.6 新春!2015内部監査スペシャル
明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
すっかり恒例となった内部監査スペシャル、今回もDr.Kことキド先生をお迎えしてお送りいたします。紹介、感想、そしてコーナーについて舌鋒鋭くメスを入れるキド先生に対し、タナカとナリタはどう応戦するのか?!ホンタナの傾向と対策が凝縮されたスペシャルをお楽しみください。
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すっかり恒例となった内部監査スペシャル、今回もDr.Kことキド先生をお迎えしてお送りいたします。紹介、感想、そしてコーナーについて舌鋒鋭くメスを入れるキド先生に対し、タナカとナリタはどう応戦するのか?!ホンタナの傾向と対策が凝縮されたスペシャルをお楽しみください。
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2014年12月23日火曜日
2014.12.23 ホンタナ・冬のツッコミ祭りスペシャル
2014年の最後はなんとツッコミ祭り?!。タナカの「ナリタくんにもっとツッコんでほしかった」という思い残しを清算すべく、用意されたのは今年のホンタナ関連のあの人(もちろんタナカの創作でありご本人とは一切何の関係もありません)からの手紙。それぞれボケが十個入った手紙に、ナリタはすべてツッコむことができるのか?!異色の総括でお送りするホンタナ年末スペシャル、ご笑納いただければ幸いです。
本年もゲスト・リスナーの皆様には大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年を!
11:25〜 趣旨説明
23:08〜 一通目 T. Tさんからの手紙
34:20〜 二通目 M. Kさんからの手紙
43:30〜 三通目 Y. Oさんからの手紙
53:02〜 四通目 R. Wさんからの手紙
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本年もゲスト・リスナーの皆様には大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年を!
11:25〜 趣旨説明
23:08〜 一通目 T. Tさんからの手紙
34:20〜 二通目 M. Kさんからの手紙
43:30〜 三通目 Y. Oさんからの手紙
53:02〜 四通目 R. Wさんからの手紙
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2014年12月16日火曜日
2014.12.16 「嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え」岸見一郎・古賀史健
リスナーからのリクエストにお応えする企画、第二弾をお届けします。今回はなんと、啓蒙書!「人はこの瞬間から幸せになれる」「すべての悩みは人間関係に帰結する」など、強烈な惹句が出てきますが、その真意やいかに。ユングやフロイトと並ぶ心理学の大家、アドラーの教えとは何か?今年の悩み、今年のうちに解決できる(かもしれない)いきなり感想回をお楽しみください。
7:35〜 アドラーの心理学とは
34:12〜 目的地は存在しない
46:25〜 横のみの関係をつくる
1:16:28〜 褒めるな叱るな
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7:35〜 アドラーの心理学とは
34:12〜 目的地は存在しない
46:25〜 横のみの関係をつくる
1:16:28〜 褒めるな叱るな
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2014年12月9日火曜日
2014.12.9 輝けるものとの出会い 〜「阿・吽」の感想から〜
最澄と空海との出会いは「恋」のようなものだったのではー。人と人の強い結びつきの描き方として、「阿・吽」も「サプリ」「&」と同じ道のつづきにあるとナリタは感じます。史実を物語にすることの難しさ、そして面白さについて語ってみました。一部ナリタの音声が聞きづらいところがあり大変申し訳ございません。
7:40〜 古典コテン「女らしさとはなにか」与謝野晶子
21:18〜 感想回
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7:40〜 古典コテン「女らしさとはなにか」与謝野晶子
21:18〜 感想回
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2014年12月2日火曜日
2014.12.2 「阿・吽」おかざき真里
お待たせしました、休み明けにご紹介するのは、おかざき真里先生の最新作です!いままでの現代的な作風から一変、なんと平安の世を舞台に、さらにあの最澄と空海を主人公にした物語にタナカは衝撃を受けます。人の命が短く儚い時代、「人とはなにか」に悩み苦しむふたりの天才の姿が、美しいタッチと展開で描かれる様はまさに圧巻。早く二巻が読みたい!
9:08〜 スクラッチブック
14:30〜 紹介回
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9:08〜 スクラッチブック
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2014年11月18日火曜日
2014年11月11日火曜日
2014.11.11 「レザボア・ドッグス」クエンティン・タランティーノ
今回はホンタナ初の企画、リスナーの皆様から教えて頂いたオススメ作品を紹介し、タナカ・ナリタ両人で感想を語り合うというスタイルでお送りします。取り上げる作品はクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)初監督作品である「レザボア・ドッグス(Reservoir Dogs)」です。緻密な脚本と意表をついた大胆な演出が織り成す迫力・ユーモア満載のバイオレンス映画をおなじみの2人がどう評するか。お楽しみください。
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2014年11月4日火曜日
2014.11.4 省略+強調+”小粋”=名著?! 〜「書くことについて」の感想から〜
超ヒットメーカーの作品づくりについて興味をそそられたナリタ。しかしながら、英語と日本語の違いにおける「省略」のしかたについて言語学的にツッコミを入れます。また”小粋さ”の重要性にも言及し、洋の東西で問われる「書くこと」の難しさと面白さに迫ります。
19:50〜 古典コテン「あばばばば」芥川龍之介
30:13〜 感想回
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19:50〜 古典コテン「あばばばば」芥川龍之介
30:13〜 感想回
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2014年10月28日火曜日
2014.10.28 「書くことについて」スティーブン・キング
ついに(?)タナカが翻訳本を紹介します。あの巨匠、スティーブン・キングが作品を生み出す=書くことについて赤裸々に綴っており、ファンでなくとも創作の楽しみと苦しみを感じることができます。いわゆる日本人的な謙遜とは違う、ヒットメーカーの正直な物言いが英訳風の口調とマッチして読みやすかったタナカ。ついに海外作品に進出できるのか?!
10:51〜 解説の解説「神に迫るサイエンス」瀬名秀明監修
45:03〜 紹介回
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10:51〜 解説の解説「神に迫るサイエンス」瀬名秀明監修
45:03〜 紹介回
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2014年10月21日火曜日
2014.10.21 映画には終わりがある 〜「ミセス・ダウト」の感想から〜
名俳優の華麗なる軌跡に惜しみない賛辞と哀悼の意を示すナリタ。無意味なのかもしれませんが、もしパーキンソン病でなかったら、もし舞台俳優だったら…と考えずにはいられれない二人。続編を最後まで望んでいた「ミセス・ダウト」は、彼自身が望んだもうひとつの人生だったのでしょうか。想いは未完のまま、作品は人々の心に残り続けます。
16:07〜 古典コテン&翻訳かっ!「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル
36:15〜 感想回
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16:07〜 古典コテン&翻訳かっ!「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル
36:15〜 感想回
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2014年10月14日火曜日
2014.10.14 「ミセス・ダウト」クリス・コロンバス
2014年8月11日、ひとりの男がこの世を去りました。ロビン・ウィリアムズーー映画好きなら知らない人はいないであろう名俳優であり、タナカもナリタも大好きな役者です。今回は彼の出演作の中から、これまた超有名な代表作を紹介します。夫婦と家族の危機に奮起する主人公ダニエルは、家政婦ミセス・ダウトファイアに扮して家族の絆を取り戻そうとするが…?!と、これだけの要約ですでに思い出し笑いをしてしまいます。ご覧になった方も多いと思いますが、ぜひまた脳内再生してみてはいかがでしょうか。
多くの素晴らしい作品を本当にありがとう、そして天国での次回作にも期待してます。
12:30〜 メール紹介コーナー
21:33〜 紹介回
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多くの素晴らしい作品を本当にありがとう、そして天国での次回作にも期待してます。
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21:33〜 紹介回
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2014年10月7日火曜日
2014.10.7 (後編) デカルト派料理学、あるいはフード変換の生成文法を巡る10の覚え書き 〜「男子厨房学(メンズ・クッキング)入門・料理の四面体」の感想から〜
人間的活動たる言語と料理の根源的相似を巡る言語学者ナリタの感想後編はついに、玉村豊男氏が料理学に関して成し得た概念転換は、まさにノーム・チョムスキーが言語学に関して成し得た認知革命に比するものではないかという主張に至ります。(6)過剰生成;フード変換が全て食べられる料理だけを出力する保証はない(言語の生成規則が全て正文のみを作り出すわけではないことと同様に)、(7)内包(intension)の重要性:レシピが料理の全てではないように、辞書や文の集合が言語の全てではない、無限のレシピを作り出すフード変換こそがリアルな概念だ、(8)フード変換は逆写像も可能(周富徳さんの中華料理レシピの再構築のしかたなど)、(9)フード変換の回帰性こそが無限性を生み出す、(10)「人間は塩を利用することを知った時に料理を発見した」のではなく、「人間は人間としての生を生きはじめた時に料理の素地を与えられていた」のではないか。長大かつ複雑な感想ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
0:00〜 (6), (7)
17:31〜 (8)
36:39〜 (9), (10)
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17:31〜 (8)
36:39〜 (9), (10)
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