2018年6月26日火曜日

2018.6.26 「星野道夫と見た風景」星野道夫・星野直子

今年はホンタナ的には星野道夫イヤーかもしれません。数々の写真と文章を残してきた星野道夫を、ずっと近くで見てきた妻、直子さんによる写文集を紹介します。アラスカの自然を愛した道夫さんは、同時に妻を、子供を、そして人を愛する人であったということが静かに深く感じられる本作。数多くある道夫さんの著作・写真集のガイドブックとしても最適です!

21:38〜 解説の解説「広辞苑を作る人」三浦しをん(非売品)
34:38〜 紹介回
このエピソードを聴く

2018年6月19日火曜日

2018年6月12日火曜日

2018.6.12 我ら皆スティーブンス 〜「日の名残り」の感想から〜

ノーベル文学賞作家の作品を堪能したナリタ。何かを成し遂げたとは言えなくとも、それでも自分は誇り高き仕事をしたんだ、と自分自身に言い聞かせる主人公。その後の茫漠とした人生をどう生きるか、という切ない問いに、成田は同情を禁じ得ません。老いるということ、後悔や失敗を抱え続けることは、人であれば誰しも避けては通れない道です。主人公スティーブンスは私たち自身の未来の姿でもあるのかもしれないのです。

15:16〜 翻訳かっ!「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」ピーター・トライアス
27:25〜 感想回
このエピソードを聴く

2018年6月5日火曜日

2018.6.5 「日の名残り」カズオ・イシグロ

久しぶりの小説紹介!今回はなんとノーベル文学賞作家の作品を紹介してしまいます。舞台はイギリス、イギリスと言えば執事、ということで(?)、物語は主人公の執事スティーブンスの現在と回想とを交えながら淡々と進みます。かつての主人、ダーリントン卿に仕えた数々の輝かしい日々、そして主人の為に共に奔走した女中頭のミス・ケントンとのやりとり…過去と現在とを行き来するの物語の果てにスティーブンスが見た景色とは何か。HELLSINGのウォルターさんもそうですが、執事というものは切ない職業なのですね。

24:01〜 ホンタナBiz「お金に困らない人生を送るためのマネープラン入門」竹川美奈子
37:33〜 紹介回
このエピソードを聴く