書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2012年11月27日火曜日
2012.11.27 脇役度を極める 〜「中の人などいない」の感想から〜
ハテナ系の本にありがちなつまらなさを一蹴し、感動すら覚えるほどの内容に満足のナリタ。特に先の震災に関連した、多くの人と「家族」のような関係になりたいという著者の思いがつまった”目先のことにとらわれない芯のとおったユルさ”は必読。中の人はいなくとも存在感あふれるツイッター名脇役の魅力について語ってみました。(このエピソードを聴く)
2012年11月20日火曜日
2012.11.20 「中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?」NHK_PR1号
あの超人気ツイッターアカウント、NHK広報の”中の人”が(いないんですけど)本を出しました。お固いイメージのNHKをもっと身近に感じてほしい、お互いが当事者になりたい、との思いから始まったこのアカウント。宣伝ではなく広報としてのユルいツイート、それからはじまるフォロワーとの珍応酬の裏で、中の人は何を思い、何を感じているのか。そしてタナカがここで紹介したい本当の理由とは。ハテナ系タイトルの本が嫌いなナリタの反応やいかに!
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2012年11月13日火曜日
2012.11.13 不満がないということ 〜「第六大陸」の感想から〜
ホンタナ第12回以来の小川一水SF第二作品目となりました。「第六大陸」のような上下二巻の長編小説に挑む小川一水と、「老ヴォールの惑星」などの短編小説に挑む彼との作風の違いに関してタナカ・ナリタが思うところを述べ合う感想回となりました。ナリタをして(ガメラ2のときのような)「そんなわけねえだろ」というような感情を一切抱かせないような徹底的に綿密な取材に裏付けされたこのSF小説はタナカ・ナリタに何を感じさせるのか。どうぞお楽しみ下さい。
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2012年11月6日火曜日
2012.11.6 「第六大陸」小川一水
秋の夜長におすすめの作品を紹介します。2025年、民間企業によって立ち上げられた月面開発計画「第六大陸」。近未来とはいえ宇宙の旅がまだまだ遠い存在である世界で、月に民間の施設をつくるための壮大なプロジェクトXが描かれます。様々な障害が立ちはだかる一大事業に挑む老若男女の熱い思いを綿密な科学考証が支える、至高のSF小説です。
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