「いやよかったよ」とのヤノ評に胸をなでおろすタナカ。異なる背景を持つもの同士が些細なことからいがみ合う姿は、悲劇にも喜劇にもなりうるという実例を示した本作。しかしながら今なお残る戦争の禍根や、経済格差による対立はなかなか喜劇としてみることはできません。同じテーブルにつくことの重要さと難しさについて語る回となりました。エストニア映画「みかんの丘」も面白そう。
15:40〜 雑誌んぐ「Tokyo Walker」
30:27〜 感想回
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2020年6月30日火曜日
2020年6月16日火曜日
2020.6.16 「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」イーライ・クレイグ
なんだか蒸し暑くなってきましたね。そんな時はホラー!ということで、今回は異色ホラーコメディをご紹介します。念願の別荘を手に入れたタッカーとデイルは、キャンプにやってきた大学生グループになぜか殺人鬼だと勘違いされます。お互いの誤解が解けないままやることなすこと裏目に出てしまい、ついに一人目の犠牲者が!ホラーの王道的展開へのリスペクトも感じさせる作品ですが、偏見と思い込みによる理不尽な迫害は、現代社会の縮図ではないかとタナカは感じます。我々もいつタッカーとデイルのような災難に巻き込まれるか分からない?!
17:58〜 古典コテン「悪党諸君」永六輔
32:36〜 紹介回
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17:58〜 古典コテン「悪党諸君」永六輔
32:36〜 紹介回
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2020年6月2日火曜日
2020.6.2 科学と魔法の違いふたたび 〜「宙へ参る」の感想から〜
生活に根ざしたサイエンスでも、それを極めると"魔法"として捉えられてしまうのか?!ホンタナ内でたまに論争となる、SFとファンタジーの違いについて久しぶりに語る回となりました。卓越したエンジニアリング技術を持つがゆえに"魔法使い"と呼ばれる主人公。それは果たして"魔法"で割り切っていいのか?サイエンスのフィクションを描く作品で、リアリティのつじつまはどこまで合わせ、どこから切り捨てるべきなのか?新技術に対する認識の危うさについてまで話は膨らみます!
21:25〜 古典コテン「お嬢さん放浪記」犬養道子
43:50〜 感想回
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21:25〜 古典コテン「お嬢さん放浪記」犬養道子
43:50〜 感想回
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