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「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」椎名誠
活字中毒者を味噌蔵に閉じ込め、禁断症状に苦しませるという復讐劇が同名のタイトルで第一章に収められています。著者自身も重度の活字中毒者であるだけに、おかしくも悲しい本好きの性(さが)が妙な迫力をもって描かれます。他の章は雑誌評などのコラム集になっています。
「ミステリーの書き方」アメリカ探偵作家クラブ
豪華ミステリ作家陣へのインタビューを元に、なぜ、なにを、どうやって書くのかを、多角的かつ簡潔にまとめたガイド本。ミステリに限らず、小説を書くこと、読むことの意義を様々な実例をあげて提示してくれます。
「わたしたち作家は書きたいから書くのである。書けば書くほど人間が見えてきて、他人にも自分にも正直になり、優しくなる (「はじめに」より)」
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