作家・小川洋子の旅路を通じてナリタは自身の「物語力の無さ」を痛感します。日記からその人を想像するように、街角からそこに暮らす人々の姿を想い描くことが旅の醍醐味なのでしょうか。さらにその著者さえ、旅を通じて変わらない自分に気づいており、旅好きなタナカは自身の価値観にゆらぎを感じます。ある少女の日記とその理解者の旅路は、今なお人の心を動かし続けています。
12:03〜 ホンテナンス「Count per dayを導入しました」
21:05〜 感想回
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。隔週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
2017年6月20日火曜日
2017年4月11日火曜日
2017.4.11 「沈黙」遠藤周作
タナカ史上最大級の衝撃作でした。キリシタン弾圧下の日本を舞台に、キリスト教を信じ敬う者たちの救いと苦しみを描いた本作。主人公ロドリゴは、師フェレイラが日本で棄教したという信じられない情報の真偽を確かめるべく、日本への密航を企てます。「なぜ、弱きわれらが苦しむのか」という悲痛な祈りを前に、神は沈黙したままであるという事実。何が、悪いのか。なぜ、幸せになれないのか。人の救いとは何なのか、タナカは大いなる困惑に陥ります。
18:28〜 ホンテナンス「全てのエピソードが聴けるようになりました」
30:00〜 紹介回
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2016年10月4日火曜日
2016.10.4 物語を押しつけるな 〜「美しい距離」の感想から〜
ナリタはこの物語に激しく共感します。主人公夫婦に、勝手に思い描いた”物語”を、土足で無自覚に押し付けようとする周囲の人々…このうっとうしい、苛立たしい存在をどう考えればよいのか。夫婦の距離が美しいほどに、口さがない人たちの挙動が目に余ります。つらい状況にある友人知人に対し、自分がそうならないように戒められる感想回です。
10:24〜 ホンテナンス「HPメンテの中間報告」
17:57〜 感想回
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10:24〜 ホンテナンス「HPメンテの中間報告」
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2016年9月27日火曜日
2016.9.27 「美しい距離」山崎ナオコーラ
夏休み明け一発目は、「かわいい夫」に続く今年二作目の山崎ナオコーラ作品です。同じく夫婦の世界が描かれますが、本作は比較的若く死にゆく妻とそれを看取る夫、そしてその周囲の人々の物語です。ナオコーラ作品らしく個人が個人を尊重しあう夫婦ですが、「死」によってふたりの距離は絶対的に遠ざかります。それが悲しく、苦しいことであることは想像に難くないですが、「死」を隔てても美しい距離とはどのようなものか。短いながらもタナカは本作にひとつの救いを見いだします。
12:27〜 ホンテナンス「ホンタナのHPが移転します!」
25:26〜 紹介回
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25:26〜 紹介回
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2015年12月8日火曜日
2015. 12.8 「運命を分けたザイル」ケヴィン・マクドナルド
2015年最後の紹介回をお届けします。実際に起こった山岳遭難事故について、本人映像と再現映像とを織り交ぜながら物語は着々と進みます。「ひとりを見捨てることで、もうひとりが助かる」という、究極の問題を前に、人はどのように行動するのか。そして、その後の彼らの運命はどのように分かれていくのか。ただ生きて帰ることのみをテーマとしない、異色の山岳ドラマをお楽しみください。
22:00〜 新コーナー「ホンテナンス」
43:35〜 紹介回
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22:00〜 新コーナー「ホンテナンス」
43:35〜 紹介回
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